SSブログ

数学を勉強するのはなんで?~数量感覚を身につける~ [数学を勉強するのはなんで?]

永野裕之氏の「数に強くなる本」より、「数に強くなる事でどんなメリットがあるか?」「どうすれば、数に強くなる事ができるか?」が紹介されています。数に強くなるための具体的方法論については是非書籍を手にとってみて下さい。今日は、「数学(算数)を勉強するのはなんで?」に関わる部分のみピックアップして紹介します。

【数に強くなる事でどんなメリットがある?】
・ITの技術が進化し、機械学習のニーズが高まることにによって、数字が判断と予測の基準になる世界が急速に広がっている。
・ビジネスの場面でも顧客データや在庫管理や人事データなど数字は溢れているが、数字が意味のない無機質な記号にしか見えないというのは、何割かはまったく知らない言語が混じる世界で仕事しているようなもの。

【「数に強い」ってどういう事?】
・「数に強い人」=「数字を言葉のように扱える人」
 ①数字を比べることができる
 ②数字を作る事ができる
 ③数字の意味を知っている
・短い時間ですぐさま答えを導き出す力。
・厳密な答えではなくとも、行動の指針となるような、あるいは判断の基準となるような数字を即座に打ち出すことができる力。

【実践方針】
・生活や将来(ビジネス)と関連付けて、算数や数学の学習内容を伝える事ができれば、子ども達の興味関心を引き出し、意欲喚起する事につながると思います。学習項目ごとに、その内容を学ぶことの「価値」または「数学または数の美しさ」を伝えるように授業を組み立てていこうと思います。

【参考】

東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた 数に強くなる本 人生が変わる授業

東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた 数に強くなる本 人生が変わる授業

  • 作者: 永野 裕之
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2018/05/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



人気ブログランキング

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

数学を勉強するのはなんで?~永野裕之氏の書籍より~ [数学を勉強するのはなんで?]

永野裕之氏の著作「ビジネス×数学=最強」は、実際の数学の勉強(数学的な頭の使い方)が実社会でどのように活きるかが語られており、非常に興味深いです。「数学を勉強するのはなんで?」に対する具体的な答えになっていると感じます。

【数学を勉強するのはなんで?】
・数学によって論理力を磨く事ができる。
・論理力とは「人に自分の考えを伝えられること」「人の言っていることがわかること」
・「誤解の入り込む余地のない言語=数学」は論理力を磨くのに最適
※だからこそ、全世界で数学が必修科目として学ばれていると考えられる
 
【MECEな分類】
・三角形全体、整数全体等、全体を「モレなく・ダブりなく」分類するMECEな分類は数学的≒論理的に物事を考る時の基本。
・分類することによって情報が増える⇒問題解決につながる
(例)ある四角形が平行四辺形と分類される事により、平行四辺形の性質という情報が増える
(格言)困難は分割せよ(デカルト)
※MECE「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive(相互に排他的で、集合的に余すところがない)」

【かけ算的は新しい意味を生み出す】
・かけ算は異なる意味を持つ数字同士で行う計算で、新しい意味を生み出す。
(例)速さ×時間=距離 平均点×人数=合計点
・イノベーションは異なるコンセプト同士のかけ算から生まれる。
・マトリックスも「かけ算的思考」
(例)アイゼンハワー・マトリックス
・緊急度と重要度のマトリックスににより、優先順位という意味が生まれる。

【実践】
MECEやマトリックスを、問題解決に活用してみようと考る事はありましたが、MECEを活用する際は「全体を分類する」という数学的な視点を持つ事が非常に重要だと感じました。マトリックスも掛け算思考で「どんな新しい意味を生み出しているか」を明確に意識する必要があると気づかせていただきました。

【参考】

ビジネス×数学=最強

ビジネス×数学=最強

  • 作者: 永野 裕之
  • 出版社/メーカー: すばる舎
  • 発売日: 2015/06/09
  • メディア: 単行本



人気ブログランキング
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。