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「ビッグバン」って何? [探究心の喚起]

【「ビッグバン」って何?】
・エドウィン・ハッブル(1889~1953:USA:天文学者)が、遠くにある銀河ほど速く遠ざかっている事を発見。
・遠ざかる速さ(後退速度)は、地球からの距離に比例することも発見(ハッブルの法則)。
・現在、比例定数(ハッブル定数)は100万光年につき、20km/sよりも少し大きいらしいことがわかっている。仮に、ハッブル定数を100万光年につき、20km/sとすると、100万光年の銀河は20km/sで遠ざかり、200万光年の銀河は40km/sで遠ざかる。150億光年の銀河は、30万km/s(光速)で遠ざかっていることがわかる。
・逆に考えると、過去に遡ると宇宙の始まりは、ただ一点から始まったという説(ビッグバン説)が生まれた。
・ビッグバン説は1948年にガモフ(1904~1968:ロシア→アメリカ)によって提唱された。
・最近では、宇宙の年齢(ビッグバン発生後)は138億年前後と考えられている。

【地球からの距離に比例して銀河が遠ざかっているという事は、地球が宇宙の中心なの?】
・例えば、宇宙が風船の表面で、銀河が表面の模様だとする。風船を膨らませると、どの模様から見ても、別の模様は遠くにあるものほど速く遠ざかるように見える。つまり、地球が宇宙の中心というわけではない。

【疑問点】
・ビッグバンの前はどういう状態だったの?
・138億光年よりも先の宇宙(光が地球に届かない世界)はどうなっているの?
・ビッグバンが起こったのはなんで?
・ビッグバンがあったて本当?
・ビッグバン直後の宇宙ってどういう状態だったの?

【参考】
NHK高校講座(地学基礎)
宇宙情報センター
宇宙の歴史


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「習慣化の技術」関連書籍 [習慣化の技術]

効果的な学習方法を理解しても、実行に移せなければ何も実現できません。習慣化の技術を身につける事は、成果を出すためには不可欠。「習慣化の技術」に関する関連書籍一覧です。

「続ける」習慣

「続ける」習慣

  • 作者: 古川 武士
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2010/11/11
  • メディア: 単行本



「やめる」習慣

「やめる」習慣

  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2014/01/01
  • メディア: Kindle版



「イチローの成功習慣」に学ぶ

「イチローの成功習慣」に学ぶ

  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2010/06/30
  • メディア: Kindle版



減らす技術 新装版

減らす技術 新装版

  • 作者: レオ・バボータ
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2015/07/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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スモールステップ法で学習効率を上げる [指導技術]

【スモールステップ法って何?】
(実験事例)犬が餌にありつく実験
「画面に丸い図形が点灯した時にボタンを押すと餌がもらえる」という装置で、効率的に餌にありつく方法を身につけさせるためには、「ボタンを押したら餌が出る」という設定で学習させてから「画面に丸い図形が出たときだけ餌が出る」という設定に変えた方が学習が格段に早くなる。二つの手順を同時に身につけさせる時と比べ、一つ一つの手順を分けて覚えさせた方が失敗数が10分の1になる。
つまり、二つの関係を同時に覚えさせるのではなく、一つ一つの段階を分けて覚えさせるのは、一見遠回りに見えて、実際は格段に学習効率が高い。このように手順を分けて覚える方法を「スモールステップ法」という。

【スモールステップ法と自己効力感を高める?】
自己効力感を高めるためには、成功体験を積ませることが最も効果的。小さな成功体験を重ねながら一歩一歩前進していくためにも、「スモールステップ法」は効果的。習得する内容を細かいステップに分割し、学習者の誤りをできるだけ少なくしながら、次第に複雑高度な内容に進んでいくことができる。

【疑問点】
・思考力をつけるためには「スモールステップ法」と「難問の試行錯誤」どちらが有効なの?

勉強の効率化のためには、「スモールステップ法」を活用する事が効果的といえそうです。「手順を分割して、分割した手順の関連に自分で気付かせる」授業計画を検討する際のポイントになりそうです。

【参考】

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

  • 作者: 池谷 裕二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/11/28
  • メディア: 文庫



公認モチベーション・マネジャー資格 BASIC TEXT

公認モチベーション・マネジャー資格 BASIC TEXT

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新曜社
  • 発売日: 2012/10/01
  • メディア: 単行本



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野生動物の行動が記憶力強化のヒント [記憶力強化]

【野生動物の行動が記憶力強化のヒント】
記憶を司る「海馬」は「大脳辺縁系」に位置し、動物の進化過程で獲得した機能がヒトにも残っていると考えられる。そのため、野生動物の行動は、効率的に記憶するヒントが隠されていると考えられる(池谷裕二氏は、動物の行動から導かれる効率的な記憶法を「ライオン法」と名づけています)。

①空腹(空腹=危機感)
・お腹が空いている時の方が記憶力が高い。
・お腹が空っぽになると、グレリンというホルモンが胃から放出される。グレリンが血流に乗って海馬に届き、LTP起こりやすくさせる。

②歩く(歩く=狩り)
・歩くことは記憶力アップのスイッチ。
・歩くと海馬から自動的にシータ波が出る。
・自分の足で歩くことが最も効果的なシータ波の出し方だが、乗り物に乗っている時にもシータ波が出る。

③寒さ(寒さ=危機感)
・冬になると獲物にありつけないことを本能的に知っているため、危機感を感じる。
・部屋の温度は若干低くした方が、学習効率が高まる。

【実践方針】
寝る前が記憶の「ゴールデンタイム」という認識同様、空腹時は「記憶のゴールデンタイム」という認識も、即使える技術だと思います。さっそく実践していきます。

【疑問点】
・脳波って何?
・「グレリン」って何?

【参考】

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

  • 作者: 池谷 裕二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/11/28
  • メディア: 文庫



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記憶の鍵をにぎるLTP [記憶力強化]

池谷裕二氏の著書をもとに、記憶についてさらに実践に活かせる技術を学んでいきます。
【LTPって何?】
・海馬を繰り返し刺激すると、神経細胞同士の結びつきが強くなり、その後も結合度が増強したままだった(長期的に神経細胞が活性化された)。これをLTP(Long-term potentiation:長期増強)という。
・LTPがよく起こる動物は記憶力が高まる。
・LTPは神経細胞を繰り返し刺激して生じる現象。つまり、「復習」が重要。

【LTPを起こすためにはどうすればいい?①~シータ波を出す~】
・LTPを起こすために、繰り返す回数を減らす秘訣の一つは「シータ波」が出ている状態にすること。
・シータ波は「好奇心」の象徴。はじめてのものにであったり、未知の場所に行ったりすると自然に脳に生じる脳波。
・シータ波が出ている海馬では、繰り返す回数を80%~90%減らすことができる。
・興味を持っている事は復習回数が少なくても覚えることができる。
・勉強を「つまらない」と思いながらやると復習の回数が余分にかかる。
・シータ波のもとは「アセチルコリン」。海馬を活性化させたり、意識をはっきりさせたり、記憶力を高めるはたらきをしている。

【LTPを起こすためにはどうすればいい?②~扁桃体を活動させる~】
・「扁桃体」を活動させることで効果的にLTPを起こすことができる。
・「扁桃体」は感情(喜び・悲しみ・不安)の工場。
・感情が盛んな時にはものごとが覚えやすい。

【疑問点】
・勉強で「扁桃体」を活動させるにはどうすればいい?
・「好奇心」を喚起するにはどうすればいい?
・「好奇心」が生じるメカニズムは?
・勉強は「面白い」と思い込むだけでも、シータ波は出るの?

「好奇心」と「感情」の喚起。この2点を育む事ができたかどうかが授業の価値と言えそうです。

【参考】

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

  • 作者: 池谷 裕二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/11/28
  • メディア: 文庫



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