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演劇勉強法~「わかりやすい授業」は生徒が真似して説明するため~ [授業運営]

授業の目的を「理解する事」と考えると、生徒の集中力を維持するのは難しくなります。人は簡単に「わかったつもり」になってしまうもの。授業の目的を「先生の真似をして説明できるようになること」と設定する事で、生徒の集中力は高まります。

そのためにも、「わかりやすい授業」をする事は必須です。ただし「わかりやすい授業」をする先生が必ずしも生徒の成績を上げているとは限りません。「わかりやすい授業」は子ども達を「わかったつもりにさせやすい授業」とも言えます。「わかりやすい授業」をする目的も、子ども達が「真似をしやすいように」と考える必要があります。

生徒でも再現できる単純な板書にする事を心がけています。学力状況によって、板書量も調整します。上位クラスほど、言葉を減らしても文と文の繋がりを補う事ができるので板書量は少なくします。板書は生徒が再現して説明する時の台本。授業は演劇の練習のようなイメージです。あまり一般的ではないようですがこれを「演劇勉強法」と名づけています。まず講師が演じ、生徒が再現する。

思考力を鍛える授業運営はまた違うアプローチになりますが、「知識を身につける」ためには「演劇勉強法」は最も効果的な勉強法だと考えています。


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