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想起トレーニングとしての小テストの活用 [授業運営]

知識を定着させるためには、忘れかけた頃の「想起」が効果的。

そこで、毎回の授業では「小テスト」を実施しています。小テストの内容は「前回の授業内容」と「2週間~1ヶ月前の内容」を実施。2週間~1ヶ月前の内容の復習(想起)は、よっぽど計画的に学習できる生徒でなければ難しく、「小テスト」を通じて、適切なタイミングで「想起反復」できるように設定しています。

また、理科の小テストは点数をつけず、授業内容の再現を重視した形にしています。基本的に全て記述問題で、パターンは大きく2つ。
①単問記述
これまでの授業で扱った問題の中から小テストを出題し、「この問題の答えが2になる理由を説明しなさい」といった形で、理由を説明させる記述問題を出題します。

②単元記述
ここ1ヶ月間ぐらいに扱った単元のポイントを再現できるか確認する出題をします。「物質の分類について説明しなさい」「前線のポイントを説明しなさい」「心臓のつくりについて説明しなさい」といった形で記述してもらいます。

上記の小テストの丸付けは、講師が板書しながら答えを提示し、抜けていた内容を生徒が自身の答案に赤入れしていく形で実施します。点数化はできませんが、小テストを理解度のチェックではなく、「想起反復」の手段と考えると、「単元のポイント」や「答えに至る過程」を記述させる小テストは学力向上につながっていると考えています。


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