今日経験したことの「復習」がすべて [勉強の効率化]
落合博満氏の「采配」から。技術習得の技術と、方法論を整理します。
①今日経験したことの「復習」がすべて
・現場で感じたことが最も重要な情報になる。
・実際に対戦した後に自分で感じたことをまとめ、次の対戦に生かしていくことが肝要。
・自分の打撃フォームを固めていくためには、正しいスイングを数多く繰り返すしか方法はない。
・明日取り組もことの予習より、今日経験したことの復習が大事
②技術習得の手順
1.何度もスイングを繰り返し、自分のスイングが固まったと感じたら実際にボールを打ってみる。
2.そこで思い通りの打球が飛ばなければ、また出発点に戻ってスイングを作っていく。
3.見つかったのが小さな課題であれば、それをいかに修正するかを考える。
4.そうやって課題を克服しながら納得できるスイングができるようになったら、今度は1000回振っても同じスイングができるように精度を高めていく。
・一つの技術を身につけていく作業は地味で、相当の根気も必要になる。
・技術の習得法には時代の変化も進歩もあてはまらない。
・自分がいいと思うものを模倣し、反復練習で自分の形にしていくのが技術
・模倣とはまさに、一流選手になるための第一歩。
②「達成不可能に思える目標」こそ、数字に勝つ唯一の方法
・3割を超えられない選手の傾向を分析すると、3割を目標にしているケースがほとんど。
・3割を突破していく選手は一度も3割をマークしていないにもかかわらず、3割3分あたりを目指している。
③今日の戦いに全力を尽くす
・ミスは叱らない。だが手抜きは叱る
・注意しなければ気づかないような小さなものでも、「手抜き」を放置するとチームには致命的な穴があく。
・今日の戦いに全力を尽くさなければ、明日も来年もない。
・常に全力を尽くすことは、明日に希望を見出すことでもある
・自分を大成させてくれるのは自分しかいない。
・自分自身で自分の野球(仕事)を考える。
・自分で自分を成長させた選手がレギュラーの座を手にしていく。
【実践方針】
①一日の振り返り時間の確保
②自己目標の明確化(高い目標設定)
③自分自身で考え・成長する事を促す育成
【参考】
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①今日経験したことの「復習」がすべて
・現場で感じたことが最も重要な情報になる。
・実際に対戦した後に自分で感じたことをまとめ、次の対戦に生かしていくことが肝要。
・自分の打撃フォームを固めていくためには、正しいスイングを数多く繰り返すしか方法はない。
・明日取り組もことの予習より、今日経験したことの復習が大事
②技術習得の手順
1.何度もスイングを繰り返し、自分のスイングが固まったと感じたら実際にボールを打ってみる。
2.そこで思い通りの打球が飛ばなければ、また出発点に戻ってスイングを作っていく。
3.見つかったのが小さな課題であれば、それをいかに修正するかを考える。
4.そうやって課題を克服しながら納得できるスイングができるようになったら、今度は1000回振っても同じスイングができるように精度を高めていく。
・一つの技術を身につけていく作業は地味で、相当の根気も必要になる。
・技術の習得法には時代の変化も進歩もあてはまらない。
・自分がいいと思うものを模倣し、反復練習で自分の形にしていくのが技術
・模倣とはまさに、一流選手になるための第一歩。
②「達成不可能に思える目標」こそ、数字に勝つ唯一の方法
・3割を超えられない選手の傾向を分析すると、3割を目標にしているケースがほとんど。
・3割を突破していく選手は一度も3割をマークしていないにもかかわらず、3割3分あたりを目指している。
③今日の戦いに全力を尽くす
・ミスは叱らない。だが手抜きは叱る
・注意しなければ気づかないような小さなものでも、「手抜き」を放置するとチームには致命的な穴があく。
・今日の戦いに全力を尽くさなければ、明日も来年もない。
・常に全力を尽くすことは、明日に希望を見出すことでもある
・自分を大成させてくれるのは自分しかいない。
・自分自身で自分の野球(仕事)を考える。
・自分で自分を成長させた選手がレギュラーの座を手にしていく。
【実践方針】
①一日の振り返り時間の確保
②自己目標の明確化(高い目標設定)
③自分自身で考え・成長する事を促す育成
【参考】
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ミラーニューロンを刺激して集団で学ぶ価値を最大化する [勉強の効率化]
【ミラーニューロン(鏡のような神経)とは】
・パルマ大学(イタリア)のG・リッツォラッティ博士により見出された神経細胞。
・(サルの脳を利用した実験)離れたところにいるスタッフが餌をつかむシーンを見ただけで、サル自身が餌をつかんだときと同じ反応を示した。
・(人の事例)あくびをしている人を見ると無意識にあくびをしてしまう。料理番組をみたらお腹がすいてくる。
【ミラーニューロンの学習空間への影響】
・同じ志を持つ生徒が一緒に勉強する環境が、お互いのミラーニューロンを刺激。
・優秀な人と一緒に勉強する事でミラーニューロンが働く
※大量に一流大学に合格する高校では、ミラーニューロンの影響で相乗効果を発揮している可能性が高い。
「モデリング学習の有効性」と「相乗効果を生み出す空間作り」の意義を伝えるためにも、ミラーニューロンの存在を伝える事は効果的だと感じました。
【参考】
チームを導くには、集団的効力感を高めること!互いへの信頼で目標達成率が高まる!(前編)
チームを導くには、集団的効力感を高めること!互いへの信頼で目標達成率が高まる!(後編)
「自燃人・可燃人・不燃人」と「できる人・できない人」との関係
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・パルマ大学(イタリア)のG・リッツォラッティ博士により見出された神経細胞。
・(サルの脳を利用した実験)離れたところにいるスタッフが餌をつかむシーンを見ただけで、サル自身が餌をつかんだときと同じ反応を示した。
・(人の事例)あくびをしている人を見ると無意識にあくびをしてしまう。料理番組をみたらお腹がすいてくる。
【ミラーニューロンの学習空間への影響】
・同じ志を持つ生徒が一緒に勉強する環境が、お互いのミラーニューロンを刺激。
・優秀な人と一緒に勉強する事でミラーニューロンが働く
※大量に一流大学に合格する高校では、ミラーニューロンの影響で相乗効果を発揮している可能性が高い。
「モデリング学習の有効性」と「相乗効果を生み出す空間作り」の意義を伝えるためにも、ミラーニューロンの存在を伝える事は効果的だと感じました。
【参考】
チームを導くには、集団的効力感を高めること!互いへの信頼で目標達成率が高まる!(前編)
チームを導くには、集団的効力感を高めること!互いへの信頼で目標達成率が高まる!(後編)
「自燃人・可燃人・不燃人」と「できる人・できない人」との関係
勉強の技術 すべての努力を成果に変える科学的学習の極意 (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 児玉 光雄
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/11/17
- メディア: 新書
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代理的体験の効果を最大化する「モデリング」 [勉強の効率化]
バンデューラは、「自己効力感」だけでなく、「社会的学習理論」を提唱しています。その中で、他人の行動を観察してマネすることで、行動パターンの改善を目指す「モデリング」という学習方法を提示しています。
【モデリングの4つの過程】
①注意(注目して見る過程)
②保持(観察したモデルを記憶として脳に保持する過程)
特徴や行動を抽象化して言語化、イメージ化することで脳内にインプットして保持する。脳内でモデルの行動を何度もマネすることが効果的だと考えられている。
③運動再生(保持した記憶を行動として再生し、行動を修正する過程)
④動機付け(学習した行動を実践するための動機づけを行う過程)
自分自身で動機づけを行う自己強化、モデルから受ける代理強化、周囲からもたらされる外的強化がある。
「代理的体験」の効果を最大化するためにも、「モデリング対象」を明確にする事は重要だと考えています。成績上昇者や合格者のノートや勉強習慣、勉強方法等、できる限り具体化して紹介する事で、全生徒の成績上昇を加速させていこうと考えています。
【参考】
知育ノート
そうだ!今からはメンタルだ
豊かなキャリアの歩み方 研究所 [ブログ]
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【モデリングの4つの過程】
①注意(注目して見る過程)
②保持(観察したモデルを記憶として脳に保持する過程)
特徴や行動を抽象化して言語化、イメージ化することで脳内にインプットして保持する。脳内でモデルの行動を何度もマネすることが効果的だと考えられている。
③運動再生(保持した記憶を行動として再生し、行動を修正する過程)
④動機付け(学習した行動を実践するための動機づけを行う過程)
自分自身で動機づけを行う自己強化、モデルから受ける代理強化、周囲からもたらされる外的強化がある。
「代理的体験」の効果を最大化するためにも、「モデリング対象」を明確にする事は重要だと考えています。成績上昇者や合格者のノートや勉強習慣、勉強方法等、できる限り具体化して紹介する事で、全生徒の成績上昇を加速させていこうと考えています。
【参考】
知育ノート
そうだ!今からはメンタルだ
豊かなキャリアの歩み方 研究所 [ブログ]
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「解く」から「ポイント整理」までを高速化する [勉強の効率化]
長期的な視点で得点力を上げるためには「思考力を鍛える」事が最重要ではありますが、目先の点数を上げるためには「効率化」という視点も重要だと考えています。まずは成果の出る勉強の手順を整理します。
【勉強の手順】
①解く
②丸付け
③間違えた問題の解説を読む
④解説を読んでわからない問題を質問する
⑤理解する
※一般的な勉強法では、このあと問題を解きなおす(反復する)。ただし、この時点で反復作業に移っても成果にはつながらない。厳しい言い方をすると学習効果ゼロ。重要なのは、⑥の手順。
⑥自分の頭で再構成(「ポイントの整理」「知らなかったことの言語化」)
※ようするに、自分自身の頭でポイントを視覚化する。理想は説明できる状態にする。
⑥の手順を踏んで、はじめて学習効果が得られる。反復についても、⑥で整理した内容を反復する方が効果的。
【勉強の効率化】
思考力を鍛えるためには、①や④の段階で時間をかけて試行錯誤した方がいい。ただし、効率を重視した場合は、いかに①から⑥まで短時間で到達できるかが勝負。そのためには、「わからなかったらすぐ丸付け」「解説を見てわからなかったらすぐ質問」の方が効率的。思考力を鍛えるのは、「ポイントの言語化」に絞った方が短時間で得点力UPにつながります。
ただし、最終的な成績の伸びは「思考力」によるところが大きいので、「思考力強化」と「効率化」はバランスが重要と考えています。
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【勉強の手順】
①解く
②丸付け
③間違えた問題の解説を読む
④解説を読んでわからない問題を質問する
⑤理解する
※一般的な勉強法では、このあと問題を解きなおす(反復する)。ただし、この時点で反復作業に移っても成果にはつながらない。厳しい言い方をすると学習効果ゼロ。重要なのは、⑥の手順。
⑥自分の頭で再構成(「ポイントの整理」「知らなかったことの言語化」)
※ようするに、自分自身の頭でポイントを視覚化する。理想は説明できる状態にする。
⑥の手順を踏んで、はじめて学習効果が得られる。反復についても、⑥で整理した内容を反復する方が効果的。
【勉強の効率化】
思考力を鍛えるためには、①や④の段階で時間をかけて試行錯誤した方がいい。ただし、効率を重視した場合は、いかに①から⑥まで短時間で到達できるかが勝負。そのためには、「わからなかったらすぐ丸付け」「解説を見てわからなかったらすぐ質問」の方が効率的。思考力を鍛えるのは、「ポイントの言語化」に絞った方が短時間で得点力UPにつながります。
ただし、最終的な成績の伸びは「思考力」によるところが大きいので、「思考力強化」と「効率化」はバランスが重要と考えています。
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「高速大量回転法」で得点力を上げる [勉強の効率化]
得点力を上げるポイントは「思考力を鍛える」事と「勉強の効率化」。宇都出雅巳氏の提唱する「高速大量回転法」を参考に、「勉強の効率化」について生徒が実戦的に実行できるようなアドバイスを検討しました。
【効率的な勉強の6ステップ】
①取り組むものを絞り込む
②何にポイントを集約するかを決める(ノートよりもテキスト直接集約の方が効率的)
③「解く」=「できる・できない」「知っている・知らない」を分ける事
④問への変換(「できない」「知らない」を「何?」「何で?」「どうする?」などの問に転換)
⑤問への答えを書く(明確な言語化・端的な言語化・強調がポイント)
⑥「④と⑤」を反復する
問いと答えを何度も見て・想起する事で、徐々に何も見なくても頭に問と答えが浮かんでくるようになります。圧倒的な反復回数が常識化した知識を増やし、何度も解き直しをするよりも短時間で効率的に、成果につながっていきます。
定期テスト目前。「大量高速回転法」を実践した生徒の圧倒的な成果報告が楽しみです。
【参考】
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【効率的な勉強の6ステップ】
①取り組むものを絞り込む
②何にポイントを集約するかを決める(ノートよりもテキスト直接集約の方が効率的)
③「解く」=「できる・できない」「知っている・知らない」を分ける事
④問への変換(「できない」「知らない」を「何?」「何で?」「どうする?」などの問に転換)
⑤問への答えを書く(明確な言語化・端的な言語化・強調がポイント)
⑥「④と⑤」を反復する
問いと答えを何度も見て・想起する事で、徐々に何も見なくても頭に問と答えが浮かんでくるようになります。圧倒的な反復回数が常識化した知識を増やし、何度も解き直しをするよりも短時間で効率的に、成果につながっていきます。
定期テスト目前。「大量高速回転法」を実践した生徒の圧倒的な成果報告が楽しみです。
【参考】
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「得点力を鍛える」~やる事とやらない事を分ける~ [勉強の効率化]
今日は、牧田幸裕氏の著作から、勉強の効率化に関する学びです。「MECE」「3C分析」「イシューからはじめる」など、ビジネスでの問題解決スキルを、受験勉強に導入し、「やるべき事」と「やらない事」を明確に分けて、勉強にも生産性という視点を持ち込む事を勧めています。
①「イシュー」から始める
「イシュー」とは「自分の置かれた局面で、この問題に答えを出す必要があること」。
つまり、「○○高校に合格するためにはどうすればいい?」「定期テストで点を取るにはどうすればいい?」「内申を上げるにはどうすればいい?」といったように、出すべき成果から逆算した、徹底した問題解決思考と考えられそうです。まずは、出すべき成果を固定する。ここが第一段階になりそうです。
②やるべき事・やらない事を分ける
効率的な勉強のためには、出題者の意図をつかむことが重要。そのためにも最初の段階(できるだけ早い段階)で過去問に触れる事は不可欠。相手の求めている事をつかめば、「やるべき事・やらない事」が見えてくる。また、「やるべき事・やらない事」の仕分けのためにも合格体験記は有効。塾講師としては、目的達成のために「やるべき事・やらない事」の峻別は重要な役割になりそうです。
③勉強に「生産性」という視点を取り入れる
「知識」の習得は、反復が効果的なため、長時間勉強時間を確保して反復回数を増やせば一定成果につながります。ただし、単純反復に長時間を費やす事が最善の選択とは思えません。生徒には常に「成果」と「かけた時間」の双方に目を向けさせて「生産性」を意識させたいところです。塾講師の役割としては、目標達成のために必要な事を明確にしてあげる事や、効率的な勉強法を身につけさせる事で、「生産性」をあげる手助けをする事が重要だと感じています。
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得点力を鍛える―「やらないこと」を決めて努力を最適化する技術
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/12/06
- メディア: Kindle版
①「イシュー」から始める
「イシュー」とは「自分の置かれた局面で、この問題に答えを出す必要があること」。
つまり、「○○高校に合格するためにはどうすればいい?」「定期テストで点を取るにはどうすればいい?」「内申を上げるにはどうすればいい?」といったように、出すべき成果から逆算した、徹底した問題解決思考と考えられそうです。まずは、出すべき成果を固定する。ここが第一段階になりそうです。
②やるべき事・やらない事を分ける
効率的な勉強のためには、出題者の意図をつかむことが重要。そのためにも最初の段階(できるだけ早い段階)で過去問に触れる事は不可欠。相手の求めている事をつかめば、「やるべき事・やらない事」が見えてくる。また、「やるべき事・やらない事」の仕分けのためにも合格体験記は有効。塾講師としては、目的達成のために「やるべき事・やらない事」の峻別は重要な役割になりそうです。
③勉強に「生産性」という視点を取り入れる
「知識」の習得は、反復が効果的なため、長時間勉強時間を確保して反復回数を増やせば一定成果につながります。ただし、単純反復に長時間を費やす事が最善の選択とは思えません。生徒には常に「成果」と「かけた時間」の双方に目を向けさせて「生産性」を意識させたいところです。塾講師の役割としては、目標達成のために必要な事を明確にしてあげる事や、効率的な勉強法を身につけさせる事で、「生産性」をあげる手助けをする事が重要だと感じています。
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「勉強法」関連図書一覧 [勉強の効率化]
学習塾である以上、定期テストや入試で成果を出す事は必須です。しかし、長時間の詰め込み型の勉強ではなく、知識習得はできる限り効率的にして、問題解決型の思考をする時間を確保してあげたい。そのためにも、「効率的な勉強法」を追求していきます。勉強法に関する関連図書一覧です。
勉強法に関しては「効率化」「思考力強化」「関連化」等がキーワードになりそうです。今後の追求の中でカテゴライズしていきます。
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得点力を鍛える―「やらないこと」を決めて努力を最適化する技術
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/12/06
- メディア: Kindle版
勉強法に関しては「効率化」「思考力強化」「関連化」等がキーワードになりそうです。今後の追求の中でカテゴライズしていきます。
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知識習得は問題解決型学習の一部 [勉強の効率化]
「新しい学力」「新入試制度」が意図している事は、大きくは子ども達に「問題解決力」を身につけさせるという点に集約されると感じる。
「問題解決力」を身につけさせるための学習を「問題解決型学習」とし、効果的な学習方法を整理したい(「効果的な勉強法~教育理論をザックリ整理~」より)。
①目的(何のためにやっているのか)を明確にする
※目的が、実践的・社会的問題解決であればなお学習効果が高い
②集めた情報を自分の頭で整理・構成する(自分の頭で考える)
※従来型の学習(知識習得)=勉強は②に相当。
※答えが決まっている知識の習得のため、効率化可能。
※目的意識がないと、無味乾燥になりやすく、意欲喚起が必要な場合も。
③整理・構成したことを他者に発信する
※考えた事を整理し、他者と共有するためには、「モノ」での表現が効果的
※①~③の一連の流れを学習するには、個人での学習よりも、他者との協働である「アクティブラーニング」が効果的。
※②での情報収集、③の他者との共有では、ICTの活用が効果的
問題解決力を身につけるためにも、知識は必要(従来型の勉強は必要)。また、問題解決力をどのように身につけるか、評価するかは社会人にとっても重要な課題であり、各社が採用や育成面で改善を重ねている所だと思います。入試という枠を超えて、問題解決力の評価・トレーニング方法を調査していきます。
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「問題解決力」を身につけさせるための学習を「問題解決型学習」とし、効果的な学習方法を整理したい(「効果的な勉強法~教育理論をザックリ整理~」より)。
①目的(何のためにやっているのか)を明確にする
※目的が、実践的・社会的問題解決であればなお学習効果が高い
②集めた情報を自分の頭で整理・構成する(自分の頭で考える)
※従来型の学習(知識習得)=勉強は②に相当。
※答えが決まっている知識の習得のため、効率化可能。
※目的意識がないと、無味乾燥になりやすく、意欲喚起が必要な場合も。
③整理・構成したことを他者に発信する
※考えた事を整理し、他者と共有するためには、「モノ」での表現が効果的
※①~③の一連の流れを学習するには、個人での学習よりも、他者との協働である「アクティブラーニング」が効果的。
※②での情報収集、③の他者との共有では、ICTの活用が効果的
問題解決力を身につけるためにも、知識は必要(従来型の勉強は必要)。また、問題解決力をどのように身につけるか、評価するかは社会人にとっても重要な課題であり、各社が採用や育成面で改善を重ねている所だと思います。入試という枠を超えて、問題解決力の評価・トレーニング方法を調査していきます。
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効果的な勉強法~教育理論をザックリ整理~ [勉強の効率化]
フィンランドの教育②で、ピアジュ⇒ヴィゴツキー⇒エンゲストロームの教育理論の変遷を整理しました。シーモア・パパード教授の「構築主義」も合わせて、現場の指導・指導法に活かすためにザックリ整理します。
①ピアジュ「個人的構成主義」
・受動的学び(ただ板書を写すだけ)では学習効果は低い。
・能動的学び(自分で情報を整理して、構成しなおす)は学習効果が高い。
②ヴィゴツキー「社会的構成主義」
1.目的が明確(社会的目的意識であればなお学習効果が高い)
2.自分で情報を収集・整理
3.集めた情報をもとに自分で構成
4.社会に向けて発信
※個人的構成主義にプラスして、「目的意識と発信」の重要性に触れらている。
③エンゲストローム「拡張する学習」
1.実践的問題点(現実の問題)解決が出発点
2.自分で情報を収集・整理・構成
3.他者と情報共有・構成した意見の突き合わせ
4.新たな問題点の発掘
④シーモア・パパード「構築主義」
・自分の頭の中にあるものを「モノ」で表現。他者と共有すると学習効果が高い。
※工学院大学附属中学校・高等学校の髙橋一也氏は、「モノ」としてレゴブロックを活用
【要するに、学習効果を高めるためには】
①目的(何のためにやっているのか)を明確にする
※目的が、実践的・社会的問題解決であればなお学習効果が高い
②集めた情報を自分の頭で整理・構成する(自分の頭で考える)
③整理・構成したことを他者に発信する
※考えた事を整理し、他者と共有するためには、「モノ」での表現が効果的
【参考】
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①ピアジュ「個人的構成主義」
・受動的学び(ただ板書を写すだけ)では学習効果は低い。
・能動的学び(自分で情報を整理して、構成しなおす)は学習効果が高い。
②ヴィゴツキー「社会的構成主義」
1.目的が明確(社会的目的意識であればなお学習効果が高い)
2.自分で情報を収集・整理
3.集めた情報をもとに自分で構成
4.社会に向けて発信
※個人的構成主義にプラスして、「目的意識と発信」の重要性に触れらている。
③エンゲストローム「拡張する学習」
1.実践的問題点(現実の問題)解決が出発点
2.自分で情報を収集・整理・構成
3.他者と情報共有・構成した意見の突き合わせ
4.新たな問題点の発掘
④シーモア・パパード「構築主義」
・自分の頭の中にあるものを「モノ」で表現。他者と共有すると学習効果が高い。
※工学院大学附属中学校・高等学校の髙橋一也氏は、「モノ」としてレゴブロックを活用
【要するに、学習効果を高めるためには】
①目的(何のためにやっているのか)を明確にする
※目的が、実践的・社会的問題解決であればなお学習効果が高い
②集めた情報を自分の頭で整理・構成する(自分の頭で考える)
③整理・構成したことを他者に発信する
※考えた事を整理し、他者と共有するためには、「モノ」での表現が効果的
【参考】
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ケアレスミスをなくすために [勉強の効率化]
入試の合否を分ける要因の一つがケアレスミス。
ケアレスミスをなくすためにはどうすればいいのか?
ケアレスミスの原因の1つは、「緊張感のない勉強の状態化」と考えています。
・時間を計らずダラダラと取り組む勉強の状態化
・「間違えたら直したらいいや」という緊張感のなさ
これを乗り越えるためにはどうすればいいのか?
①常に入試のつもりで、時間を計って課題に取り組む
②1発正解にこだわる(見直しをすればいい、間違えたら直せばいいという気持ちで取り組まない)
③ミスをした時にミスの原因をメモする
この3点を意識して、1ヶ月課題に取り組めば、確実にミスは減っていきます。
ダラダラとした勉強は、やればやるほどミスが増えて得点力が低下する。
せっかく時間をかけるのなら、成果の出るやり方で取り組んで欲しい。
そんな思いを日々生徒に語り続けています。
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ケアレスミスをなくすためにはどうすればいいのか?
ケアレスミスの原因の1つは、「緊張感のない勉強の状態化」と考えています。
・時間を計らずダラダラと取り組む勉強の状態化
・「間違えたら直したらいいや」という緊張感のなさ
これを乗り越えるためにはどうすればいいのか?
①常に入試のつもりで、時間を計って課題に取り組む
②1発正解にこだわる(見直しをすればいい、間違えたら直せばいいという気持ちで取り組まない)
③ミスをした時にミスの原因をメモする
この3点を意識して、1ヶ月課題に取り組めば、確実にミスは減っていきます。
ダラダラとした勉強は、やればやるほどミスが増えて得点力が低下する。
せっかく時間をかけるのなら、成果の出るやり方で取り組んで欲しい。
そんな思いを日々生徒に語り続けています。
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