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授業力強化①~主体性を育む授業を目指して~ [指導技術]

「主体性を育む」の追求を通じて、子どもたちの主体性を育むために最重要なのは「授業」という認識に至りました(主体性を育むために④~授業を通じて自己肯定感を高める~)。 
「主体性を育む授業」を目指し、授業力強化していきます。
現在、私が担当しているのは小中学生の算数・数学・理科の集団授業(20名~30名)。
45分の授業時間です。まずは現状の授業時間の使い方を整理します。

【授業の型】
(前回授業の確認:15分)
①挨拶 ②宿題チェック ③小テスト ④意欲喚起
(授業テーマ1:15分)
⑤意欲喚起 ⑥対話型授業⇒演習
(授業テーマ2:15分)
⑦意欲喚起 ⑧対話型授業⇒演習
(振返り)
⑨承認 ⑩挨拶
※「意欲喚起」はクラス状況に合わせた課題点と行動改善につながる語りかけや、授業テーマのゴール設定など。

授業の構成は「指示」⇒「行動」⇒「評価」のサイクル。
今後、向山洋一氏の著者をもとに、以下の視点で授業力強化に取り組んでいきます。

【授業力強化のポイント】
(指示)
①趣意説明をしているか?「~のために~しなさい」
②一時一事の指示になっているか?
③簡明な指示・説明になっているか(10秒以内)
(行動)
①空白の時間がある生徒がいないか?
(評価)
①激励の声かけができているか?
②生徒の出来・不出来を確認できているか?
③個別評価ができているか?

各振返り項目について「生徒全員にできているか?」という視点で振り返っていきます。
授業の型・日々の振返り・具体的な授業改善によって、主体性を育む授業を目指します。

【参考】

授業の腕をあげる法則 (教育新書 1)

授業の腕をあげる法則 (教育新書 1)

  • 作者: 向山 洋一
  • 出版社/メーカー: 明治図書出版
  • 発売日: 1985/06/01
  • メディア: 新書



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沼田晶弘氏が実践する「ひな壇MC型スタイル」 [指導技術]

【ひな壇MC型スタイルの特徴】
・司会者は、問題・課題提議と会議の進行に集中して、意見は相手から頂くスタイル
・それぞれがリアクションしながら相手の意見を受け入れて、その場で考え、自分の意見を言うので、個人の考える力も飛躍的に伸びる。
・自由度が高く、ひとつの意見を受けて、新たな意見に展開していく事も多い。

【最大の敵、羞恥心を取り除くために】
活発に発言する環境を整えるための壁は、子ども達の「羞恥心」。「羞恥心」を取り除く工夫が、主体的に学ぶ空間づくりの要になりそうです。
・スピーディーな流れで相手を巻き込み、考える時間をなくす。
・特に序盤は単語で回答できるレベルの質問を使ってどんどん指名。羞恥心が出てくるのをブロック。
・できるかぎりリズミカルに、順番を決めずにランダムに指名。
・司会者は相手の意見に声を出して頷く。
・参加者同士も声を出して共感している事を伝える。司会者が率先して声を出してリアクション。
・テーブルに上体が前のめりに近づき始めると、やる気が出てきている証拠。

私の教室でも、生徒との対話型授業を標榜しています。「MC型授業」という一つの型をイメージして、全員が前のめりに学んでいる環境を目指していきます。

【参考】

「やる気」を引き出す黄金ルール 動く人を育てる35の戦略

「やる気」を引き出す黄金ルール 動く人を育てる35の戦略

  • 作者: 沼田 晶弘
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/02/25
  • メディア: 単行本



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主体性を育むために④~授業を通じて自己肯定感を高める~ [指導技術]

引き続き、長谷川博之氏の著書からの学びです

生徒に『私はできる! 』と思わせる超・積極的指導法

生徒に『私はできる! 』と思わせる超・積極的指導法

  • 作者: 長谷川博之
  • 出版社/メーカー: 学芸みらい社
  • 発売日: 2014/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


長谷川氏が重要視しているのは、生徒の「自己肯定感を高く保つ」こと。
そのために、最重要視しているのが授業です。
「生徒との関係づくりも、自尊感情の回復も向上も、第一に授業ですべきであり、授業でできる」
「教師集団が授業力を磨き合うすステムの構築が重要」と述べています。
改めて、主体性を育むために第一に改善すべきは授業と、授業研修である事を再認識しました。

長谷川氏の授業に対するスタンス
①授業の型を決める
②一番苦手な子どもも、一番課題を抱えている子どもも、最後までやりがいを持って取り組めること。
③全員参加・全員本気・全員成長をあらゆる場面で貫くこと。そのためにすべての子どもにスポットライトを当てること。
④第一に、楽しい授業/第二に、わかる授業/第三に、できる授業
⑤1時間に最低1回は生徒に成功体験を積ませる
⑥成功体験を積ませられない授業は、生徒を駄目にする。犯罪のようなもの。
⑦教師は太陽でありたい

自己肯定感が高まる授業にするために、改善できる事は何か?
自己肯定感を削ぐ授業・対応をしていないか?
再度、自身の授業を見直し、研鑽していく必要を感じました。


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