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塾需要はどうなる?~情報集約~ [マーケティング]

今後、学習塾が生き残っていくためには、「進学実績」「面倒見」などの「幻想価値」ではなく、一人一人の生徒が成果を実感する「実質価値」に重きを置く必要があると考えています。

まずは、現在の塾需要に関する情報を集約します。

①学習塾市場規模と個別指導塾市場規模

      学習塾・予備校市場規模 個別指導塾市場規模
2011年   9240億円    4010億円(43.3%)
2012年   9380億円    4150億円(44.2%)
2013年   9360億円    4150億円(44.3%)
2014年   9380億円    4190億円(44.6%)
2015年   9570億円    4290億円(44.8%)
2016年   9620億円    4350億円(45.1%)    
2017年   9620億円    4360億円(45.3%)
※2017年は予測
※明光ネットワークジャパンHPより

②通信教育の市場規模
2011年 1900億円
2016年 1176億円(38.1%減)
※ベネッセホールディングスHPより

③EdTechの市場規模
※EdTech
「Education(教育)」と「Technology(科学技術)」を掛け合わせた造語。2000年代中頃のアメリカ発祥。テクノロジーの進歩・発展にあわせ、旧態依然とした教育現場を、テクノロジーの⼒で⾰新していくことを⽬指すビジネス領域。

2015年 1640億円
2020年 2403億円(1.5倍)

※教育産業の現状(経済産業省)より

④19歳以下人口の推移
2015年  2200万人
2030年 1700万人
2040年 1500万人
2050年 1300万人
2060年 1100万人
になると予測されている。

※学習塾業界(山田コンサルティンググループ)より

概観と検討事項
少子化と言われてはいるが、学習塾・予備校の市場規模はほぼ横ばい。個別指導塾は微増。面倒見と、スケジュールの融通がきく事が市場のニーズに合っているからか。今後、一人ひとりの学習状況に合わせてカリキュラムを適応させる事ができるアダプティブラーニングが注目を集めそう。

参考
業界のポジション・市場の動向(明光ネットワークジャパン)
市場環境(ベネッセホールディングス)
教育産業の現状(経済産業省)
学習塾業界(山田コンサルティンググループ)
学習塾・予備校業界の市場規模は?(FUN OF LIFE)
学習塾業界の動向を知り、生き残るための基礎知識(塾経営ラボ)


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