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セッション7.子供の協力を増やす方法③(ペアレント・トレーニング) [効果的な声かけ]

ペアレント・トレーニング第7回は子どもの協力を増やす方法③~より良い行動のためのチャート(BBC:Better Behavior Chart)~です。

①BBCチャートの目的
BBCチャートとは、朝や寝る前などの忙しい時間を取り上げ、子どもにしてほしい行動を5つか6つチャートに書き出したもの。忙しい時間帯に、子どもの協力と家族のよりよい関係を引き出し、好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らすのに役立つ。
子どもはガミガミ言われずに、楽しく好ましい行動を思い出す事ができる。
親には子どもが望ましい行動をした時に、ほめ続ける事を思い出させてくれる。

②BBCチャートのつくり方
1.一日の中で特に問題が多く、スムーズに進まない時間帯を取り上げる
2.その時間帯に子どもがやらなければいけない行動を時間に沿って4~6つあげる
3.その中で、よくできる(週に4~5回程度)行動3つ。時々する(週2~3回程度)行動2つ。まれにしかしない(週1回程度)行動を1つ選ぶ。
4.選んだ行動を時間の流れを考えながら並べる
※すすんでする行動と、時々する行動やまれにしかできない行動をが交互になるようにするとよい。
5.それらの行動をするのに子どもは何か手助けが必要か?
※もし手助けが必要なら、どのくらいの助けが必要か、誰が助けるのかを表に記入する
6.子どもを観察し、10日間の試験的な記録表をつける。その記録表が子どもにとって適当であると判断できたら正式な記録表を作る。
7.子どもの行動を書き込んだ「よりよい行動のためのチャート」を紹介する。

③BBCチャートの子どもへの伝え方
1.物事がスムーズに運ぶのに役立つように表を作ったことを伝える。
2.チャートに書かれた行動を一つするごとに、親が空欄に星印をつける事を伝える。
3.1日の終わりに、子どもと一緒に獲得した星印を数える事伝える。
4.獲得できた星印の数がたまったら何らかの特典やちょっとしたご褒美がもらえる事を伝える。
5.子どもにチャートを貼る場所を選ばせる
6.ご褒美や特典を決める。

④BBCチャートの使い方
1.子どもがその行動をしたときはすかさず褒め、チャートに印をつける
2.毎日、1日の終わりに子どもと一緒に星の数を数え、子どもがその日にやれた行動を褒める。その結果を家族の他の大人にも伝える。
3.たまったポイントに合わせて、ご褒美や特典を与える。
4.うまくできなかったことは重視せず、子どもがやれた行動にだけ注目する。

参考

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ペアレント・トレーニングの授業への応用 [効果的な声かけ]

ペアレント・トレーニングの肯定的な注目は、授業や授業前後の声かけに活用すると、生徒の好ましい行動変化につながります。

生徒の行動を「好ましい行動」「好ましくない行動」「許せない行動」に分け、「好ましい行動」の指示と肯定的な注目を与える続ける事を意識して授業を運営しています。

例えば、好ましい行動として「姿勢を正す(椅子を引く・鉛筆を持っていない手でノートを抑える)」「筆記スピードを上げる」「先生が話をしている時は顔を上げる」「テキストを机から出すときは素早く出す」「プリントの回収時は素早く回す」などを事前に想定。

授業内でも、端的な指示を与え、25%ルールで名前を添えて褒める事で行動が改善していきます。
「〇〇、左手ちゃんと使うようになったね」
「〇〇、今の姿勢いいよ」
「〇〇、書くスピード早くなったね」
「〇〇、さっと動いてくれてあいがとう」
「〇〇、顔を上げる時間、長くなったね」
基本的には、注目されている事がしっかり伝わるように、名前を添えて褒めます。みんなの前で褒められる方が喜ぶか、近くによって、本人とその周り数人程度に気付かれるように褒めるかは、生徒の性格を考えて使い分けます。一人一人の生徒が、どう褒められたらうれしいかは、いろいろ実践する中で見えていきます(大事なのは、生徒が褒められていると感じる事)。

また、集団授業の場合は、「子ども同士の力を利用して協力を促す」という技術が効果的に機能します。「〇〇、今の姿勢いいよ」と声をかけると、周りの生徒も姿勢を正します。「〇〇、書くスピード早くなったね」と言うと、その周りの生徒も筆記スピードが上がっていきます。この時注意すべきことは、「〇〇は、姿勢がいいね」とい言うと、周りの子は、自分はできていないという否定的な印象を抱かれてしまう可能性がある事です。周りの子の事を意識せずに、純粋に「好ましい行動」をした生徒を褒める事がポイントになりそうです。

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セッション6.子どもの協力を増やす方法②(ペアレント・トレーニング) [効果的な声かけ]

ペアレント・トレーニング第6回は子供の協力を増やす方法②~効果的な指示出しの仕方②~です。

子どもと接する機会は主に小学校に行く前と日曜日。平日は朝起きてから、着替えて、ご飯を食べるまでが指示出しの機会になります。テレビをみたり、ゴロゴロしたりとなかなか着替えないので、今まで怒鳴りつける事も多かったですが、最近はCCQで落ち着いた声かけができるようになってきました。自分から朝早く起きて、さっと着替える場面も見られるようになってきましたが、まだまだのんびりしている事も多い状態。特に多いのが次のようなやり取りです。

(私)「着替えなさい」
(子)「嫌だ」
(私)無視
(子)着替えずにゴロゴロ
(私)「着替えなさい」
(子)「嫌だ」
(私)無視
(私)「今すぐ着替える?5分後に着替える?」
(子)「どっちも嫌だ」
(子)時間ギリギリになると着替え始める
(私)「着替え始めたね」
最終的には時間ギリギリに着替えて、食事も含めて間に合ってはいるのですが、もう少し素早く着替え終えるようになってほしいと期待ししまいます。引き続き効果的な指示だしについて学んでいきます。

指示の技術
①予告(セッション5の内容)
(例)「あと5分で夕食だよ」「あと3回で終わろうね」
予告の場合は、今やっている行動が認められ、尊重してもらったうえで、終了まで猶予が与えられたことになるのでより保護者に協力的になる。
また、突然今やっている行動を終わらせるように言われるよりも指示に従いやすくなる。

②選択させる
(例)「黄色のパジャマにする?それともしましまのパジャマにする?」
親が意図している行動は「パジャマに着替えなさい」ということ。子どもが親の提案のどちらかを選択したらすかさず褒める。着替えたらさらに褒める。「嫌」といったら、CCQでもう一度指示を繰り返す。それでも嫌がったら「じゃあ、あなたのためにお父さんが決めるね」と穏やかに宣言し、どちらか一つを選ぶ。最終的に同意に至ったら褒める。

③「~したら・・・できる」という取り決め(特典を与える)
(例)「今すぐお風呂に入ったら、お風呂上りに好きなヨーグルトを食べていいよ(いつもは乳酸菌飲料)」
親の指示した行動に従わなければ、特典を失うだけ。叱られることはない。子どもが何を喜ぶのか、どういったことに興味があるのかなどを普段から観察し、知っておくと、特典を検討する際に役立つ。
子どもが課題をやり遂げたときに、特典だけを機械的に与えるのではなく、必ず肯定的な注目を与える。褒める事を伴ってこそ、特典が効果的に働く。そうでないと、特典に興味がなくなった時点で、子どもはその指示に従わなくなる可能性がある。
「~しないと、・・・できないよ」という否定の形で行動を促すことは避ける。この言い方は罰にもなりかねず、子どもによっては「・・・できない」のほうに気持ちがいってしまい混乱してしまうかもしれない。

④子ども同士の力を利用して協力を促す
二人以上の子どもがいる場合に、好ましい行動をしているほかの子どもをほめることによって、好ましくない行動をしている子どもがその行動をやめて、好ましい行動に移れるように促す方法。
注意しなければいけない点は、子ども同士を比べたり、誰か一人の子どもを非難するような事があってはいけないという事。ここでの目的は、子どもに自分で好ましい行動に気付かせ、親への協力を引き出すことであり、子どもを叱ったり、けなしたりすることではけっしてない。
〇「太郎、もう着替えられたんだね。早い」
×「花子、見てごらん!太郎はもう着替えられてるじゃない」
×「太郎はできてるのに、どうして花子はできないんだろうねぇ」

⑤ブロークンレコードテクニック
屁理屈をこねたり、「ああ言えばこう言う」といったやり方で親の見方や注意をそらそうとする子どもにいちいち反応して振り回されることなく、一貫して指示のメッセージを繰り返すことができる。声の調子を変えず、落ち着いて、冷静に、穏やかに同じセリフを繰り返すことが大切。

参考

こうすればうまくいく発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル

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ペアレント・トレーニング実践記録① [効果的な声かけ]

ペアレント・トレーニングのセッション1~5をもとにした実践報告です。日曜日、月曜日と平日の朝しか子どもと接する機会はありませんが、ペアレント・トレーニングで学んだことを実践する事で、子どもの行動にどのような変化が見られたかと、どうすべきだったかの振り返りを行います。
※兄(小5)・弟(小3)・妻がいるので、それぞれの行動と発言を記録しています。

①10月23日(月)「弟が宿題をやるまでの行動」
(弟)宿題をやらないでテレビを見ている
(私)何分後にやる?
(弟)50分後
※やる時間を自分で判断させたのは間違いだったか。「勉強を始めなさい」と明確に指示すべきだった。
(私)無視
(弟)2分後にやるか
(私)自分から言うのは偉いね
(弟)ランドセルを持ってくる
(私)ランドセル持ってきたね
※ここで、兄がテレビをつけて邪魔をする
(私→兄)テレビを消しなさい
(兄)テレビを消さずに大音量で見る
(私→兄)テレビの音量を下げなさい
(兄)音量を下げない
(弟)宿題をやらずにテレビを見始める
(弟)テレビを消してと兄にお願いする
(兄)テレビを消さずに見続け、テレビを見ながら大声で笑う
(私)無視
(弟)やる気がなくなったと言ってゴロゴロする
(私)無視
(弟)体育座りになってぼーっとする
(私)無視
(弟)やる気がそがれたと言って怒っている
(私)無視
(弟)算数の宿題を始める
(私)宿題を始めたね
(弟)「〇〇(兄)のせいで、やる気がなくなった」「〇〇(兄)が代わりにやれ」
※兄と弟が口論
(弟)完全にやる気がなくなり、怒りながらゴロゴロしている
(私)無視
(弟)小さい声で3回音読の宿題をする
(私)がんばったね

②10月23日(月)「兄が宿題をやるまでの行動」
※今日の宿題は算数・音読・漢字+自宅学習のチャレンジ。算数の宿題はすぐに取り掛かり終了。
(私)次は漢字だね
(兄)「やだ!!やりたくない!!」
(私)無視
(兄)すぐにやりはじめる
(私)「すぐにやりはじめたね」
(兄)集中して取り組み始める
(兄)「適当にやっている」と言い始める(実際は丁寧にやっている)
(私)無視
(私)「あとちょっとだね」
(兄)「あとちょっとじゃないよ。もう2ページあるんだよ」(本当はこのページをやったらおしまい)。
(私)「そうか、じゃあがんばってね」
(兄)漢字の宿題終了
(私)「感じ終わったね。がんばったね」
(私)「あと音読の宿題ね」
(兄)「知っているよ!!(怒る)」
(私)無視
(兄)音読の宿題を始める
(私)「(記録用紙を記入しながら)しっかり読めたね」
(私)「次はチャレンジだね」
(兄)「なんでだよ。無理だよ」
(私)無視
(兄)しぶしぶやり始める
(私)「やり始めたね」
(私)「あとちょっとだね」
(兄)「あとちょっとじゃないよ」
(私)無視
(兄)宿題終了
(私)「しっかりできたね」
(私)丸つけを始める。2か所間違いがあったので直すように指示
(兄)「適当にやったんだもん」「わざとやったんだもん」「本当はわかるもん」と泣き叫ぶ。
(私)無視
(妻)「そういう事は言ってはだめ」と諭す
(兄)直しを終わらせる
(私)「直しもしっかりできたね」

実践からの学びと振り返り
・CCQ(穏やかに・近づいて・静かに)の指示は徹底できた。今までだったら声を荒げる場面もあったが、CCQを徹底。声を荒げても行動変化につながる事はなかったので、この対応を継続する。
・25%ルールでの褒めを実践しているが、こちらの肯定的注目が素直に受け止められていない事があった(「あとちょっとで終わりだね」→「あとちょっとじゃない」)。「あとちょっと」というのが行動に対する褒めになっていない事が原因か。「行動に対する褒め」を徹底する必要がありそう。
・私が無視をしても、妻が無視をせず対応する場面がある。妻とすり合わせをして、無視の意図を共有する必要がある。
・肯定的な注目の種類を再度確認し実践に活かしていく必要がある
(褒める・励ます・微笑む・感謝する・興味や関心を示す・そっと身体に触る・次の活動に誘う)

参考

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セッション5.子どもの協力を増やす方法①(ペアレント・トレーニング) [効果的な声かけ]

ペアレント・トレーニング第5回のテーマは、子どもの協力を増やす方法①~効果的な指示の出し方①~です。

①指示とは?
「~をしなさい」や「~を始めなさい」など、その時に子どもがやるべき行動を伝えるコミュニケーションの手段。指示を伝える時には、保護者自身が真剣な声と態度で臨む必要がある。「今、これを言ったら反抗したり騒いだりしないか」と子どもの機嫌を伺いながら指示をしてはダメ。親がためらったり、何を伝えたいのか迷っていると、子供に指示がうまくつたわらなかったり、「まだやらなくていいのかな?」と子ども自身を迷わせてしまい、「まだやりたくないって言ったらやらなくてよくなるかなぁ」と親を試してくるかもしれない。
指示は、穏やかに、毅然と伝え、子どもがその行動にとりかかったら、25%ルールですかさず褒めるのがポイント。

②効果的な指示の出し方
1.注意を惹く→視線を合わせる→短く・具体的に・わかりやすく
まずは名前を呼び、こちらに注意が向いていることを確認してから声をかける。子供に声をかけたら、子どもがこちらを見るのをしばらく待ち、子どもの視線の高さに姿勢を下げるとよい。
その後、「お風呂に入りなさい」「宿題を始めなさい」など、してほしい行動の内容を具体的に伝える事が大切。

「ちゃんとしなさい」といった漠然とした言い回し、「何をする時間だっけ?」という曖昧な促しはしない。また、「なぜそれしなければいけないのか?」という長々とした説明は指示ではなく、「何をしたらよいか」という本来のメッセージが子どもに伝わらないばかりか、叱られたという感じしか子どもに残らない可能性がある。

2.落ち着いて、口調はきっぱりと言い切る
「片付けてくれる?」「宿題やったら?」といったお願いするような言い回しや尋ね方は、親の本気さや真剣さが伝わりにくくなることがある。また、子どもによっては「自分で決めていいんだ」と勘違いしてしまう可能性がある。「おもちゃを片付けなさい」「宿題をしなさい」などできるだけ言い切りの形で指示を伝える。

3.25%ルールで褒める
子どもが指示した行動に取り掛かったら、タイミングを逃さずに肯定的な注目を与える。

③最も大事な指示出しのポイントはCCQ
Calm(穏やかに)・Close(近づいて)・Quiet(静かに)が指示を出すときの最も大事なポイント。「嫌だ」「やりたくない」という子どもの反応に振り回されず、そこには注目せずに冷静に落ち着いて、一貫した態度で指示を出す。抑えた声のトーンを保って、静かに指示を繰り返す。

④指示を繰り返す
指示を出すとき、1回目は穏やかに出せるが、2回目・3回目になるとイライラしてつい大きな声になってしまう事がある。しかし、実際に子どもは1回で保護者の言うことには従わないもの。子どもが何か別の行動に夢中になっている時ほどCCQで何度か指示を繰り返す必要がある。子どもが従うまでずっとつきっきりでそばにいると、子どもはプレッシャーを感じるかもしれないので、一旦その場を離れて、少し時間をおいてから2回目・3回目の指示を繰り返すとよい。

何度繰り返しても従わないときは、今後のセッションで学ぶ「選択させる」方法や「~したら・・・できる取り決め」「BBC」などの別のスキルを使う。それでもダメなら「警告」を与える。

⑤予告
「予告」とは、今している活動をもうすぐやめて、他の行動に移らなければいけない事をあらかじめ知らせること。あらかじめわかりやすい回数や時間を示して、今の行動をやめる準備の時間を与える。

子どもの行動をやめさせる必要がある5分前、10分前、あるいは15分前に予告をする(時にはあと3回など回数を予告する)。

⑥セッション5の宿題
「指示のコツ」「CCQ」「指示を繰り返す」「予告」を使った指示の練習をし、それらを記録する。保護者が出した指示と、それに対する子どもの反応をやり取りの形で記録する。

参考

こうすればうまくいく発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル

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セッション4.好ましくない行動を減らす②(ペアレント・トレーニング) [効果的な声かけ]

ペアレントトレーニング第4回は、好ましくない行動を減らす②~無視と褒めるの組み合わせ~です。実際に無視をやってみると、そのあとに褒める事を忘れずに行う事が難しいと感じる保護者が少なくない。無視を効果的なものにし、好ましくない行動を減らすために、第4回は「褒める」に重点を置いて、「無視して褒める」の組み合わせを学んでいく。

①「好ましくない行動」の「代わりにとって欲しい行動」を考える
無視にばかり注意がいってしまい、褒める事を忘れることをさけるために、「好ましくない行動」の「代わりにとってほしい行動」は何なのかを前もって考えておくことが効果的。「自分は何を無視しているのか」「何を待っているのか」を明確にすることができ、褒める事につながりやすくなる。

代わりにとって欲しい行動を書くときは「~しない」という形で書くのではなく、「~する」という形で書く事を忘れない。行動とは、見えるもの・聞こえるもの・数えられるもの、「~する」の形

②アクションプラン
無視している間にイライラしてしまう、子どもの行動につい反応してしまうという事を回避するために、無視するときの心の準備として計画を立てておくことが役に立つことがある。それがアクションプラン(無視を実行するための計画)。
1.好ましくない行動、減らしたい行動は何ですか?
2.代りにして欲しい行動は何ですか?

3.好ましくない行動はどこで起きますか?
4.いつ起きますか?
※その行動は、いつ・どんなときに・どこで起こりやすいかを考えておくと、子どもの行動に対して「きたきた」と思える心の余裕ができる。

5.その行動が起きた時に、(視線、身体、感情を含めて)自分はどうしたらいいと思いますか?
6.その行動に注目する代りに何に集中したらいいでしょうか?
※これを考えておくと、自分自身がどういう行動を取りやすいのか、気持ちがどう動きやすいのかのパターンを振返る事ができる。

7.自分を励ます言葉は?
8.好ましくない行動をやめて、好ましい行動をはじめた時、その行動を増やすためにどうやって褒めますか?

9.子どもが好ましくない行動をやめようとしない時、何をしますか?
※必ずしも無視が効果的に効く場合ばかりではなく、失敗することがあるという事も考えておく。無視をする時には断固とした態度で始め、子どもの要求には決して屈しない。具体的にやるべきことを指示したり、何かを提案したり、話題を変えたりして、別の形を対応することを考えておく。

③実践報告
勉強する時間になっても歩き回る、逆立ちをするという行動に関しては、約束の時間になっても始めないときは無視することにしています。少しでも机に向かう、椅子に座るなどの行動が見られれば褒めるようにしています。感情的に怒鳴る場面はだいぶ少なくなってきました。

それでも勉強しない場合は、「1ページだけやろうか」「ここまでやろうか」「まず座ろうか」などの指示をしていますが、この指示が適切なのかどうかはおそらく、今後のセッションのテーマになるのだと思います。

「好ましい行動」として、難しい問題でも粘り強く考える、何も言わなくても食器を片付けるなど、観察する中で具体的な好ましい行動に気づきやすくなってきていると感じます。また、「椅子に座る姿勢が悪い」「集中力が途切れると席を離れる」など、好ましくない行動も具体的に見えてきます。今後無視するのが適切な行動など、実践しながら改善していきます。

参考

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セッション3.好ましくない行動を減らす①(ペアレント・トレーニング) [効果的な声かけ]

ペアレント・トレーニング第3回は、好ましくない行動を減らす①~上手な無視の仕方~です。

①「無視」って何?「無視」するのは何で?
子どもの好ましくない行動を減らすために、「好ましくない行動」が現れたら、その行動を無視する。
ここでいう「無視」とは、「否定的な注目を取り去り、好ましい行動を待つ」つまり、「見て見ぬふりをしながら、好ましい行動を待つ」ということ。

「好ましくない行動」が起こった時、叱ったり、お説教したり、しかめっ面をしたりといった否定的注目を与えるのではなく、子どもが「好ましくない行動をやめたり」あるいは「代りにとって欲しい好ましい行動が出る」のを素知らぬ顔で待つ。

好ましくない行動を無視しているのであって、存在そのものを無視しているわけではない。重要なのは、無視の後、子どもが好ましくない行動を止めたら、あるいは代りにとって欲しい好ましい行動が出たら、すかさず褒めるということ。

「好ましくない行動」
→「無視=否定的な注目を与えない」
→「待つ」
→「好ましい行動」
→「褒める」

※一度無視を始めると、一時的にその行動が悪化する可能性がある(子どもが注目を得るために、好ましくない行動をエスカレートさせる)。一度無視をしたら、その無視は徹底することが大切。徹底しない無視は、かえってその行動を増やしてしまうことにつながる。

②無視のコツ
1.タイミング
好ましくない行動が始まったらすぐに無視をする。
2.視線・からだ・表情・感情・メッセージ
子どもには視線を合わせず、からだの向きを変え、子どもの行動に注目しない。表面上は全く感情を示さず、無関心な表情を示す。何も言わず、素振りすらみせない。
3.ほめる準備をする
無視をしながら、子どもが好ましくない行動をやめて、好ましい行動をはじめるのを素知らぬ顔で観察しながら待つ。そして、少しでも好ましくない行動が収まったり、別の好ましい行動が見られたら、すぐに無視を止めて肯定的な注目(褒める)を与える。
4.同居している家族の協力
「好ましくない行動」に対し、自分が無視をしていても、他の家族が否定的な注目を与えると、子どもが混乱するので、他の家族にも無視の意図を伝える必要がある。兄弟については、注意をその子に向けないように、別の部屋に誘ったり、別の遊びにさそうなどすると良い。

③無視が効果的な行動は?
無視が効果的に効くのは子どもが注意引きでやっている行動。大人の注意を引くために、やってはいけないとはわかっていながらもやっている行動。無視をする時にはどの行動が無視に効きそうかを判断する必要がある。

④セッション3の宿題「子どものよいところをキャッチする」
2つから3つターゲットとする行動を決め、その行動だけを無視する。「日時・無視した行動・どのように無視したか・無視の後で褒めた行動・どのように褒めたか」を記録する。

⑤実践報告
「好ましくない行動」
1.勉強をしていて間違えると「わかってたのに」「わざと間違えた」などといって泣き叫ぶ。
2.決めた時間になっても勉強を始めない

最初は、決めた時間になっても動画を見続けたり、ゲームをし続けたりと、全く行動変化が見られないので、イライラして怒鳴りつけてしまいました。ただし、怒鳴りつけたからといって行動が変わるわけではなく、自分で動き始めるまで待ち、動き始めたらすぐに褒める形に切り替えるようにしています。

泣き叫ぶ時も、今までは怒鳴りつけて沈めようとする事が多かったのですが、無視を徹底しました。無視をして、再度勉強に取り組み始めた時に褒めたり、間違い直しに取り組んだ時に褒めたり、直しをした問題については、ハナマルをつけたりと、肯定的な注目を重ねる事で、いつもより落ち着いて課題に取り組むようになりました。

動画やゲームになって勉強をすぐに始めないのは、注意を惹くための行動ではないので、無視の効果は低いのではないかと感じています。

また、「好ましい行動」については、「なぜそれが好ましい行動なのか?」というのを、子どもに伝えうる事も効果的なのではないかと感じています。

「好ましくない行動」を無視するのは忍耐力との勝負。イライラしますが、このイライラにどのように対処していくのか。これはセッション4の一つのテーマになっているようなので楽しみです。

参考

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セッション2.肯定的な注目を与える(ぺアレント・トレーニング) [効果的な声かけ]

ペアレント・トレーニング第2回のテーマは「肯定的な注目を与える」です。

①肯定的な注目の種類
1.褒める
「もう宿題始めたの?えらいね」
2.励ます
「あともう少しだよ、がんばれ!」
3.その行動に気が付いていることを知らせる
「宿題始めたんだね」「ゴミ拾ってくれたんだね」
4.微笑む
同時にVサインやOKサインなどを示してもよい
5.感謝する
「お皿運んでくれてありがとう」
6.興味や関心を示す
「難しい問題だね」「今授業ではどんな事をやってるの?」
7.そっと身体に触る
そっと頭を撫でる、肩に手を置く、ハイタッチ等
8.次の活動に誘う
お菓子を買ってと駄々をこねる子どもがブツブツ言いながらも諦める⇒「カートを押してくれる?」「おうちに帰ったらジュース飲もうね」
※今していた好ましくない行動を、お父さん(お母さん)が全く気にしていないこと、水に流していることを示す

②ほめ方のコツ
1.「25パーセントルール」
パーフェクトを待っていては、なかなか褒める機会が見つからないので、「25%ぐらいできたら褒める」
・課題を思い出したら褒める
・やり始めたら褒める
・やっている最中に何度か褒める
・終わったら褒める

2.姿勢・からだ・表情・声の調子
褒めるときは子どもの目線に自分の高さを下げ、視線を合わせて声をかける。遠くから声をかけるのではなく、子どもに近づいて声をかける。明るい表情・穏やかな表情で、穏やかで温かみのある声、明るい声で。

3.ことば
メッセージはシンプルに、短く、簡潔明瞭に、皮肉・批判は避ける(「昨日もそうすればよかったのにね」など)。褒め言葉の前に、枕詞のように行動を付け加える事を意識する。
※漠然と「いい子ね」「えらいね」という声かけだけでは、「自分はいい子なんだ」「えらいんだ」と不当な万能感を抱く場合がある。さらに、「いいこじゃないとダメ」「えらくない自分は価値がない」と考える事さえ起ってくる可能性もあるので注意が必要。

4.効果的に褒める(子どもの性格や感じ方、年齢に応じた褒め)
子どもによっては人前で大げさに褒められるのが好きな子もいれば、そっと褒められたい子もいる。子どもが「褒めらている」と感じることが重要。また、あまりにも当たり前のことは、褒められても素直にうれしいとは感じない場合がある。子どもにとって、今褒められたいこと、認められたいことは何なのかを注意深く観察し、見つけ出していく事が必要。

③セッション2の宿題
「好ましい行動」が出たらすかさずほめる練習をし、それらを記録する。

今日段階では、「好ましい行動」を事前に列挙していたことと、「25%ルール」を意識した事で、普段よりも褒める機会は多くなりました。子どもが嬉しそうな表情をしている事も多く、姿勢を正して食事を食べるなど、自然に好ましい行動をする場面もみられました。ただし、「好ましくない行動」をとる場面が多いので、現状はどうしても叱ってしまう事が多いです。継続して変化を見ていくのと、「好ましくない行動」をとった時の対応方法も学んでいきます。

④スペシャルタイム
「スペシャルタイム」とは、保護者と二人きりで、子供が好きなことをして遊べる時間のこと。スペシャルタイムの間、遊びの主導権は子どもにあり、保護者は需要的に、非指示的に子どもに関わる。スペシャルタイムは15~20分間が適当で、事前に子供に伝え、親子で時間を決める。

⑤今日の学びと気づき
「25%ルール」という認識は褒める機会を創出するためには非常に効果的だと感じました。「その行動に気付いている事を知らせる」「微笑む」「興味関心を示す」なども、褒めのバリエーションの一つと認識する事も褒めのハードルを下げ、褒めの機会を増やすことにつながると思いました。「褒め=肯定的な注目」という認識は、ADHDの子どもにとってだけでなく、全ての生徒への対応にとっても重要だと感じ、実践していこうと思いました。

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セッション1.行動を3種類に分ける(ペアレント・トレーニング) [効果的な声かけ]

ペアレント・トレーニング第1回のテーマは「行動を3種類に分ける」です。

①「注目」の持つパワー
注目には肯定的注目と否定的注目の2種類があり、ピアレント・トレーニングの基底になっているのは肯定的注目を最大限活用すること。肯定的注目は親子間のスムーズな関係をつくるだけでなく、注目され、ほめられる事で、子供は初めて自信を持つ。自分への自信はたくましく立ち直る力を育てる。

好ましい行動をしている時には注目を向けずに、好ましくない行動をしている時には「否定的な注目」を即座に与えている事が圧倒的に多いが、否定的な注目ばかりを与えていると、子供の行動が修正されないばかりか、親子関係が悪くなってしまうという悪循環が起こる。さらに、どうしたら褒められるかわからない子どもは、時として叱られてでも親の注目を得ようとわざと怒られるようなことをしてしまうため、親の叱るといった否定的な注目が、子どもの好ましくない行動を強めている(強化している)といった事が起こってくる。

注目のパワーを利用し、子供が好ましい行動をしている時に肯定的な注目を与え続けることで、子どもの好ましい行動を増やし、好ましくない行動からは注目を取り去る事で不適切な行動を減らしていくことができる。

②行動を3種類に分ける
肯定的注目とは、「褒める」「認める」「笑顔で返す」「興味・関心を示す」「ありがとう・うれしいと言う」など。何を・いつ・どう褒めるかを迷わないために、行動を3種類に分けるという基本となる作業をする。

※行動とは「目に見えるもの」「聞こえるもの」「数えられるもの」で「~しない」という表現ではなく「~する」で表現できる動詞による内容を指す。

1.好ましい・増やしたい行動
こうしてほしい行動ではなく、子供が現在できていて、続けてほしい、増やしたいと思う好ましい行動。
2.好ましくない・減らしたい行動
子どもが今していて、危険ではないが好ましくない行動。
3.危険な行動・許しがたい行動
自他を傷つける行動、破壊的な行動、危険な行動、危険ではないが許しがたい行動、あまりにもしつこい行動。

③セッション1の宿題「子どもの行動を3種類に分ける」
書籍の参考事例ももとにしながら、わたしの息子の場合を事例に整理してみます
(好ましい行動)
・何も言われなくても、自分から起きる
・何も言われなくても、自分から着替える
・何も言われなくても、歯を磨く
・朝ご飯を全部食べる
・「ごちそうさま」を言う
・食器をすぐに片付ける
・決められた時間に家を出る
・離席せずに授業を受ける
・授業のノートを書く
・学校から帰ってすぐに宿題をやる
・学校での出来事を話す
・学校で配られたプリントを自分から見せる
・決められた時間に布団に入る

(好ましくない行動)
・起きてからも毛布にくるまってグズグズする
・朝ご飯を残ず
・宿題が終わっていないのに、終わったと言う
・決められた時間になってもゲームを続ける
・脱いだ洋服を置きっぱなしにする
・勉強をする時間になってもゴロゴロする

(危険な行動・許しがたい行動)
・弟を殴る・ひっかくなど傷つける

④ポイント整理と気づき
現状、否定的な注目を与えている場面が多く、肯定的な注目に切り替えていくためにも、子どもを観察し、好ましい行動をできる限り多く見つけている事が重要だと考えいます。
「勉強しない」「食器を片付けない」「朝起きない」など「~しない」という表現も「行動」ととらえていましたが、「~しない」という表現はせずに、「~しないで何をしているのか?」と考える事で、「~する」という表現に置き換える事ができる事は、些細なようですが、行動変化のために重要な認識だと感じました。

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ペアレント・トレーニングに学ぶ声かけ [効果的な声かけ]

ADHD(注意欠陥・多動症/注意欠陥・多動性障害)の子どもの問題行動を改善・修正する手段として、「行動療法」があります。「行動療法」とは社会的な善悪を理解してもらい、ただしい行動ができるように導いていくポピュラーな治療法です。子どもが不適当な行動をしたときには、その都度どうすればよいのかを教え、正しい行動をしたときや物事を成し遂げた時には、精一杯褒めて評価するといった形で、行動の改善・修正を図っていきます。

ADHDの子どもとの関わり方を知る方法として「ピアレント・トレーニング」があります。ピアレント・トレーニング・プログラムの基本理論と枠組みは、マサチューセッツ工科大学のバークレー博士の研究と、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のフランク博士の指導のもと、1983年からペアレントトレーニングを実施しているウィッタム女史のプログラムを参考にして国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部のチームによって作成されたプログラム。

このプログラムは、子どもの行動を直すためのものというよりは、親と子どもにわかりやすい具体的で効果的な対応を身につけることで、悪循環を断ち、親と子がともに自己有能感や自尊心を取り戻し、日常生活がより穏やかにおくれるよう親をサポートするためのもの。このプログラムで学ぶ具体的な対応の仕方は子育ての基本でもあり、子どもと大人が効果的なコミュニケーションで信頼関係をつくるための有効な方法でもある。

基本プログラムは10回のセッションから構成されている
①オリエンテーション(子どもの行動を3つに分けてみよう)
②肯定的な注目を与えよう・ほめ方のコツ・スペシャルタイム
③好ましくない行動を減らす①(上手な無視の仕方)
④好ましくない行動を減らす②(無視とほめるの組み合わせ)
⑤子どもの協力を増やす方法①(効果的な指示の出し方①)
⑥子どもの協力を増やす方法②(効果的な指示の出し方②)
⑦子どもの協力を増やす方法③(よりよい行動のためのチャート)
⑧制限を設ける(警告とペナルティーの与え方)
⑨学校・園との連携
⑩これまでのふりかえり

通常、幼児~10歳ぐらいの子どもを持つ保護者対象に5~8人ぐらいで実施するトレーニング。
私の息子(現在小5)もADHDと診断されており、学校と連携をとりながら行動改善に取り組んでいるところです。

今回参考にしている本は、上林靖子氏監修の「発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル」です。ピアレント・トレーニングを運営する運営者側(リーダー)のための本ではありますが、授業同様、運営者側が最も効果的に技能を習得できると考え、この本をベースに効果的な声かけの技術を学んでいく予定です。

セクションごとに理論と効果的な声かけを身につけ、子どもの変化を報告していく予定です。

参考

こうすればうまくいく発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル

こうすればうまくいく発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 中央法規出版
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: 単行本



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