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信頼関係構築のための3つのポイント [信頼関係を深めるにはどうすればいい?]

沼田晶弘氏の「「やる気」を引き出す黄金ルール」より、信頼関係構築のヒントを整理します。沼田氏は、東京学芸大学附属世田谷小学校教諭で、掃除の時にダンスしたり、「夢」の卒業遠足を実現させたり、子どもが先生の代わりに教えたりと、一見型破りとも思える教室運営で子ども達の「自己肯定感」を高めています。

沼田氏が生徒との信頼関係を構築するために意識しているポイントを整理します。

①印象が決まるのは最初の3分間
初対面の時は、「どんな先生かな?」「優しい先生だったらいいな?」「怖い先生だったらやだな?」など、子どもたちは「大丈夫かな?」という不安を抱えている。まずは「大丈夫だ」と思わせる事が重要。

そのために大切なのは「楽しい印象を植え付けて、警戒心を解いてもらう事」。まずは相手が安心できる人間関係を作る事が大切。

警戒が解けたからといって、初対面のうちからズカズカと相手の領域に踏み込み過ぎないように注意する事も重要。

②報告をきちんとしたら何があっても守ってあげる
「守ってもらえている」という安心感は信頼関係の支えとなる。「ほう・れん・そう」を通した相手に対しては、味方に立って絶対に守る。

ミスをした時にできれば避けたいのは、厳しく問い詰めてビシビシ叱ること。相手にはまず、「ちゃんと説明すれば必ず味方になる」というスタンスを伝える事。追い詰めずに何が起きたかを理解してあげる。

チームが一丸となって進んでいくには、何よりも安心して動けるための信頼関係が重要。

③観察の重要性~相手のことをよく知る~
相手との距離を縮めるために有効なもうひとつのポイントは相手のことをよく知っておくこと。。そのためにひつようなのが「観察」。

相手がどのようなコミュニケーションを取る人なのか。どんな性格で、何が得意なのかを把握しておく。

一番力が抜けているときが、それぞれの素に近い個性がみえやすくなるタイミング

実践方針
もうすうぐ夏期講習ですが、初めて通塾する多くの出会いがあります。最初の授業や授業前に、警戒心を解くためにも、「楽しい印象を植え付ける」事に専念していきます。

問い詰める指導ではなく、報告をしてもらえる信頼関係、安心して課題に取り組める信頼関係作りを最優先した教室運営をしていきます。

沼田晶弘氏の実際の教室運営はネット記事以外にも書籍も出版されているので、読んでみようと思います。

参考

「やる気」を引き出す黄金ルール 動く人を育てる35の戦略

「やる気」を引き出す黄金ルール 動く人を育てる35の戦略

  • 作者: 沼田 晶弘
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/02/25
  • メディア: 単行本



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