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板書を見て写すのは学習効果ゼロ [記憶力強化]

【羽生善治棋士の脳のはたらき】
日本医科大学の河野貴美子先生による、羽生善治棋士が詰め将棋を解いているときの分析(53手の詰将棋・所要20分)
①後頭部の視覚野がはたらく(開始後3分間)
盤面の手を入力する作業
②右脳がはたらく(開始後3分から)
手を読む作業
③左脳がはたらく(開始後8分から1分間)
ミスに気づいたときや読みを整理・確認する作業。読み違いに気づく。
④再び右脳がはたらく(8分間)
再び手を読む作業
⑤再び左脳がはたらく(開始後17分から3分間)

【右脳と左脳の違い】
・情報処理速度は右脳は左脳よりも圧倒的に速い。
・右脳の記憶容量は、左脳とは比較にならないほど大きい。
・右脳で記憶しながら、左脳で確認作業をする。右脳を主役にして、左脳がそれを補助するような働きで記憶していく事が、記憶力を増進させるコツ。
・右脳で画像として記憶して、理屈を左脳によって補強してダメを押す。右脳と左脳を連動させる事で確実に記憶できる。

【実践方針】
羽生棋士の頭のはたらきと、右脳と左脳の違いから考えると、授業内で左脳と右脳を連動させる事が授業内容の定着には効果的だと感じます。
(一斉授業を効率的に成果につなげるための授業の受け方)
①講師の話をしっかり聞く・見る
②左脳で整理・確認
③整理した情報をノートに残す
講師側の立場としては、いかに話を聞かせるか、注目させるか。丸写しのノートではなく、自分の頭で構成した内容をノートに書くように促せるかが重要だと考えています。

【疑問点】
・右脳と左脳ってどんな違いがあるの?
・右脳と左脳を鍛えるにはどうすればいい?
・右脳と左脳を効果的に連動させるにはどうすればいい?
・ノートをとるスピードを上げるにはどうすればいい?
・効果的なノートの取り方は?

【参考】
五つの連合野のはたらき(画像)
右脳と左脳(画像)

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