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好き嫌いが記憶を強化する [記憶力強化]

【好き嫌いが記憶を強化するって本当?】
・人間の脳には「パペッツの回路」と呼ばれる記憶の回路がある
・「パペッツの回路」は1937年にジェームス・パペッツ(アメリカの解剖学者)が提唱
・(目や耳からの情報→大脳新皮質→)海馬→扁桃核→脳弓→乳頭体→視床前核→帯状回→海馬
・「パペッツの回路」を情報がグルグルと走ることで記憶が強化される。
・好き嫌いを判断する情動の発現は「扁桃核」が主要な役割をはたしている。
・「扁桃核」にはあらゆる感覚連合野からのさまざまな情報が入ってきて、そこに保存されている生命体が生きるうえで重要な価値評価に関する記憶との照合作用が行われる。
・人間の好き嫌いは目の前の些細な経験によって簡単に書き換えられる。
・「脳弓」は神経細胞の束。扁桃核と乳頭体を結ぶ。
・「視床前核」は情動(怒り・恐れ・喜び・悲しみなど、比較的急速に引き起こされた一時的で急激な感情の動きのこと)や新しい記憶と関連すると考えられている。
・「帯状回」は快・不快に基づいて行動意欲につなげる。

【疑問点】
・乳頭体の役割が不明なままでした。
・強い感情はどこからやってくるの?
・自分の意思で好き嫌いはコントロールできるの?

好き嫌い、快不快が記憶に密接に結びつくのであれば、感情を揺さぶる授業や授業空間を演出する事が成績アップにつながりそうです。

【参考】
Papezの回路(画像)
脳内麻薬・脳内報酬系(画像)

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