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「得点力を鍛える」~やる事とやらない事を分ける~ [勉強の効率化]

今日は、牧田幸裕氏の著作から、勉強の効率化に関する学びです。「MECE」「3C分析」「イシューからはじめる」など、ビジネスでの問題解決スキルを、受験勉強に導入し、「やるべき事」と「やらない事」を明確に分けて、勉強にも生産性という視点を持ち込む事を勧めています。

得点力を鍛える―「やらないこと」を決めて努力を最適化する技術

得点力を鍛える―「やらないこと」を決めて努力を最適化する技術

  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2012/12/06
  • メディア: Kindle版


①「イシュー」から始める
「イシュー」とは「自分の置かれた局面で、この問題に答えを出す必要があること」。
つまり、「○○高校に合格するためにはどうすればいい?」「定期テストで点を取るにはどうすればいい?」「内申を上げるにはどうすればいい?」といったように、出すべき成果から逆算した、徹底した問題解決思考と考えられそうです。まずは、出すべき成果を固定する。ここが第一段階になりそうです。

②やるべき事・やらない事を分ける
効率的な勉強のためには、出題者の意図をつかむことが重要。そのためにも最初の段階(できるだけ早い段階)で過去問に触れる事は不可欠。相手の求めている事をつかめば、「やるべき事・やらない事」が見えてくる。また、「やるべき事・やらない事」の仕分けのためにも合格体験記は有効。塾講師としては、目的達成のために「やるべき事・やらない事」の峻別は重要な役割になりそうです。

③勉強に「生産性」という視点を取り入れる
「知識」の習得は、反復が効果的なため、長時間勉強時間を確保して反復回数を増やせば一定成果につながります。ただし、単純反復に長時間を費やす事が最善の選択とは思えません。生徒には常に「成果」と「かけた時間」の双方に目を向けさせて「生産性」を意識させたいところです。塾講師の役割としては、目標達成のために必要な事を明確にしてあげる事や、効率的な勉強法を身につけさせる事で、「生産性」をあげる手助けをする事が重要だと感じています。


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