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勉強を教えるのはAIの方が効率的? [最新教育事例]

学習=問題解決力を身につける事/協働の方が効果的
勉強=情報収集・整理・構成/個人の方が効率的
と捉えると、勉強は講師が教えるスタイルよりもAIを活用した方が効率的ではないかという疑問が生じる。勉強は徹底的に効率化して、学習に多くの時間を避けるようにしてあげる事が不可避ではないだろうか。

実際に、教育現場でのAIの活用は徐々に浸透しているようです。
【事例:人工知能型教材「Qubena」
・子どもの理解度を人工知能に判断させ、最適な問題を自動的に出してもらうシステム。
・子どもが問題を解くときのプロセスを人工知能が逐一収集し、生徒の得手不得手を判断。
・中1数学を終えるまでにかかる時間が平均32時間(最短12時間)。
・1回の授業50分+宿題30分。週2回。期間は3ヶ月(24回)。
・終わるというのは数学検定に合格するレベル(都立高校入試8割レベル)。
・データのサンプルが集まれば集まるほど精度が高まる。
・問題がポンポン出てくるのでフロー状態に入りやすい。
・計算過程や解答に要した時間も計測。ヒントを読んだかどうかも見ている。
・現在問題開発チームが毎月つくる算数・数学の問題は1000~2000問。
・現在は問題の選択しかできないので、問題自体を作問する人工知能。次に、解説文やヒントを自動的に作成できる人工知能に取り組もうと考えている。
・「先生」ではなく、やる気を引き出すための「コーチ」は必要。
・暗記科目は忘却曲線に合わせて問題を出せばいいので技術的には容易。
・国語の作文や美術といったクリエイティブな作業は少し厄介。

教育に革命を起こす技術の事をEdTech(エドテック)と言うそうです。勉強の効率化・高速化は今後重要になると思います。現在、私は塾講師として教科指導をしている立場ではありますが、自身の職に囚われることなくなく、子ども達の未来にとってどのような指導が最善かを考えていきたいと思います。

【参考】

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

  • 作者: 神野 元基
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2017/04/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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