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沼田晶弘氏が実践する「ひな壇MC型スタイル」 [指導技術]

【ひな壇MC型スタイルの特徴】
・司会者は、問題・課題提議と会議の進行に集中して、意見は相手から頂くスタイル
・それぞれがリアクションしながら相手の意見を受け入れて、その場で考え、自分の意見を言うので、個人の考える力も飛躍的に伸びる。
・自由度が高く、ひとつの意見を受けて、新たな意見に展開していく事も多い。

【最大の敵、羞恥心を取り除くために】
活発に発言する環境を整えるための壁は、子ども達の「羞恥心」。「羞恥心」を取り除く工夫が、主体的に学ぶ空間づくりの要になりそうです。
・スピーディーな流れで相手を巻き込み、考える時間をなくす。
・特に序盤は単語で回答できるレベルの質問を使ってどんどん指名。羞恥心が出てくるのをブロック。
・できるかぎりリズミカルに、順番を決めずにランダムに指名。
・司会者は相手の意見に声を出して頷く。
・参加者同士も声を出して共感している事を伝える。司会者が率先して声を出してリアクション。
・テーブルに上体が前のめりに近づき始めると、やる気が出てきている証拠。

私の教室でも、生徒との対話型授業を標榜しています。「MC型授業」という一つの型をイメージして、全員が前のめりに学んでいる環境を目指していきます。

【参考】

「やる気」を引き出す黄金ルール 動く人を育てる35の戦略

「やる気」を引き出す黄金ルール 動く人を育てる35の戦略

  • 作者: 沼田 晶弘
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/02/25
  • メディア: 単行本



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主体性を育むために⑨~「勉強するのは何で?」に対する答え [勉強の動機付け]

「勉強するのは何で?」と聞くと、多くの子どもたちは「将来のため」と答えます。

でも、その「将来のため」というのは、「入試を突破する事」が将来につながるという認識。学ぶこと自体と将来とのつながりは感じられていない生徒が大半のようです。

塾講師の立場としては、入試を突破する成功体験を積ませてあげる事は当然の事として、学ぶこと自体の価値や楽しさも感じさせてあげたい。

「勉強するのは何で?」に対する沼田晶弘氏の答えの一つは、「選択肢を持てるようになるから」。勉強することで、自分に向いている、興味がわく、ワクワクできるものが見つかるかもしれないという認識です。

子ども達が、勉強を通じて強みや好きな事を発見するためにも、「ワクワクする授業」「生徒の強みを発見する観察力」。この2点は、講師が最優先に磨いていく能力だと感じています。

【参考】

「やる気」を引き出す黄金ルール 動く人を育てる35の戦略

「やる気」を引き出す黄金ルール 動く人を育てる35の戦略

  • 作者: 沼田 晶弘
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/02/25
  • メディア: 単行本



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