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フィンランドの教育①~子どもの将来を最優先する教育~ [海外教育事例]

フィンランド教育の紹介です

【概要】
・PISA2003学力世界1位
・PISA2015(科学的リテラシー5位/数学的リテラシー13位/読解力4位)
・2016年8月からカリキュラム改訂(フィンランドの学校がこう変わる!Q&A10選
・新カリキュラムでは、複数の教科にまたがった横断的な教育を行う時間を最低でも1回設けることを義務付け
・大学まで授業料無料
・教材・給食も無料
・少人数学級(24人以下)
・教師:全員が大学院修士課程修了者(教師が学び続ける事が求められる)
・グループ学習重視

【理念】
・落ちこぼれをつくらない(競争ではなく助け合いを重視)
・社会で通用する教育(生きるための知識と技術を身につける)
・一人一人の特性やニーズに応じ、それを最大限伸ばせる教育
・勉強よりも重視するのは、自分のことは自分で決めるというスタンス
・一人一人が主体的に学べているかが重視される
・学習者の「自律と発見」を重視
・経済的自立を意識した教育

最も印象に残ったのは、フィンランドの学校がこう変わる!Q&A10選に記載さてている、以下の質問に対する返答です。

質問10:新カリキュラムによって、OECDの学習到達度調査(PISA)によって得られた「学力世界一」の評判が落ちるのではないですか。
⇒そうかもしれませんが、それがどうしたというのでしょう。「フィンランド的考え方では、PISAランキングの意義は取るに足りません。PISAは血圧測定のようなもので、時々自分たちの方向性を確かめるうえではよいですが、それが永遠の課題ではないのです」と、教育専門家のサルベリは断言します。「教育上の決定を行う際、PISAを念頭に置いてはいません。むしろ子どもや若者が将来、必要とする情報こそが大事な要素となります」

目先のテスト結果に囚われない、フィンランドの教育・新カリキュラムの成果に注目していきます

【参考】

子どもが自立できる教育

子どもが自立できる教育

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/03/11
  • メディア: Kindle版


フィンランドの学校がこう変わる!Q&A10選


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