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主体性を育むために②~タイプと指導法の関係~ [効果的な声かけ]

引き続き、原田隆史氏からの学びです。

カリスマ教師の心づくり塾 (日経プレミアシリーズ 9)

カリスマ教師の心づくり塾 (日経プレミアシリーズ 9)

  • 作者: 原田 隆史
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2008/07/09
  • メディア: 新書



①A型・B型・C型の分類と指導法
【分類】
A型(関わる時間小・成果大)
B型(関わる時間中・成果中)⇒関われば関わるほど成果が出る
C型(関わる時間大・成果小)⇒関わっても関わってもなかなか成果につながらない

【理想の集団状態】
A型がB型を引っ張る(B型がC型に引っ張られない)
A型をリーダーにB型を組織。講師がC型に個別対応。
※学校現場ではA型10%/B型60%/C型30%
※仕事現場ではA型20%/B型60%/C型20%

【タイプと指導方の関係】
C型:強い指導
①独裁的指導(強制確認・マンツーマン)
②父性的指導(ティーチング・確認)

B型
③対話的指導

A型:優しい指導
④母性的指導(コーチング・質問・グループによる確認)
⑤自立的指導(育成不要・権限委譲)

学習塾では通塾日数と時間が限られています。全生徒の主体性を育むためには、
①重点的に確認・対話が必要な対象の絞込み
②生徒ごとの指導方法(強い指導/対話的指導/優しい指導)の見極め
が重要であると感じています。

※「強い指導」は「主体性を育む」うえで効果的なのか否かは賛否がわかれそうです。私の職場の教室スタッフ内でも意見が分かれるところです。目にする書籍の多くは「強い指導」を敬遠する傾向が強いように感じています。しかし、まずは「やらせきり・成果を出す」ことで承認の機会を増やすためには、一時的に「強い指導」は効果があるようにも感じます。

ストローク(声かけ)を通じた信頼関係をベースとした強い指導。まずはここを目指していきます。


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