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主体性を育むために①~まずは心のコップを上向きにする~ [効果的な声かけ]

原田氏は、自立型人間の育成を目標に、大阪市立松虫中学校陸上部を7年間で13回日本一に導いた実績があります。今日は、原田氏の著書からの学びを紹介します。

カリスマ教師の心づくり塾 (日経プレミアシリーズ 9)

カリスマ教師の心づくり塾 (日経プレミアシリーズ 9)

  • 作者: 原田 隆史
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2008/07/09
  • メディア: 新書



①まずは「態度教育」
自立型人間育成のためにはまず必要なのは「態度教育」。
「態度教育」を通じて、「心のコップを上向きにする」。
態度教育に欠かせないないのは次の3点。
1.挨拶
2.時間厳守
3.すさみ除去(掃除・カバンや靴をきれいに整える等)

②心のコップを上向きにするための手助け=ストローク
子どもの心のコップを上向きにするためには、大人の手助けが必要。
それは、「心の栄養」となる「ストローク(声かけ)」。
20秒で3つの事をしゃべる必要がある。
肯定的なストロークは否定的ストロークに勝る。
最高のストロークは、基準・理由をはっきりさせて、○×を明確にするプラチナストローク。

③失敗させないための事前指導
対話の時間をかけてもなかなか成果につながらない状態の生徒に対しては、失敗させないための事前指導が効果的。「できたら褒める」を徹底し、有能感を高めて内発的動機付けにつなげる。

【行動方針】
①入口挨拶(20秒・3ストロークの徹底)
私の教室でも、入口での挨拶・声かけには力を入れています。名前+一声を目安に声かけをしていますが、「20秒・3ストローク」を目標に、もう一段階高い精度で意欲換気につながる入口挨拶を実践していきます。

②事前指導の徹底
遅刻・荷物管理(カバン・テキスト・ノートの置き方)・宿題忘れについて、ルールの明確化と事前の対話で、失敗させない事前指導を徹底していきます。


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