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英理女子学院高等学校~iグローバル部~ [最新教育事例]

2019年4月、横浜市にある高木学園女子高等学校は英理女子学院高等学校へと名称を変更し、新たにiグローバル部を立ち上げます。

理事長の髙木暁子氏は慶應義塾大学卒業後、TOYOTA、外資系化粧品会社でマーケティングに携わった後にロンドン大学にてMBAを取得という異色の経歴の持ち主。

新校長は、「宝仙学園中高の理数インター」「かえつ有明中高」の立ち上げにも関わった山崎達雄氏

アドバイザーとして、世界的なIoT分野の権威、東洋大学情報連携学部長(東京大学名誉教授)の坂村健教授

女子高というと、最近は人気も低迷し、共学化を推し進める学校も多い中、女子高でかつICTや理数教育の強化に舵を切った英理女子学院高等学校の今後の動きに注目です。

iグローバル部の3つのi
①intelligence(高い教養)
・インプットは従来型の授業。アウトプットはアクティブラーニング
・常駐チューターによるサポートでできないことはその日のうちに解消
・年12回のテスト(定期試験・模試・検定)で1ヶ月サイクルでコンスタントに試験勉強

②intercultural communication(グローバルコミュニケーション)
Literacy Pro LIBRARYを用い、洋書900冊をタブレットで読み進める
・アメリカ西海岸への修学旅行での研究発表
・東京英語村や、セブ島での英語研修

③ict&STEAM教育(ICT&論理的思考力・理数リテラシー)
・ワタシwebサイトを作成し世界に発信
・数学は3年生まで全員が履修
・2年生の数理探求でPythonなどの言語にチャレンジ。ICTを活用した地域貢献や課題解決にも取り組む
・新しいアプリの制作やロボットやドローンを動かして世の中をちょっとよくするアイディアを考えてる。

今日の学び
髙木理事長の「女性の人生が面白いと思える教育がしたい」「世界的にSTEAMを身につけた女性が不足している、これからの時代に求められている」という強い思いと、山崎氏の経験、坂村教授の知見が組み合わさって、どのような教育が実践されるのか非常に楽しみです。

知識の習得・知識の活用・使える英語・STEAMと、求められる力は日々多様になっています。自身も学びを継続しながら、効果的な教育方法と教育環境を追求していきます。

参考
英理女子学院高等学校
坂村健氏に聞くIoTの過去・現在・未来(IT Media News)
アクティブラーニングの先にあるディープラーニングを実践(DIAMOND online)
致知出版社公式ブログ
STEM(STEAM)教育~AI時代を生き抜く力を身につける~

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