国語科授業成功の極意(福嶋隆史氏)より [指導技術]
福嶋隆史氏の「国語科授業成功の極意」より、指導技術向上につながるヒントを整理します。
①優れたお手本を子ども達に提示し、それを真似させる。これが教師の仕事の全てであると言ってもよい。
②国語科指導の最たる目標は、言語技術を身につけさせること。
③国語科で身につけさせるべきは、発信(話す・書く)と受信(聞く・読む)の場面で言葉を自在にコントロールできるようにするための技術である。(バスケに例えるなら、パス・ドリブル・シュートといったここの基礎技術。これらが未熟であるにもかかわらず次々と試合ばかりやらせようとするのが、昨今の国語教育の実像)
④毎回の授業について「目標・方法・評価」を明確に意識する。
目標(どこを目指せば良いか)
方法(どのようにすればよいか)
評価(どこまでできたか)
この授業ではここまでたどり着かせたい、と教師が打ち立てた目標を目指して、子どもは学習する。
この授業ではこのように学ばせたい、と教師が意図した方法によって、子どもは学習する。
この授業ではここまでたどりつけばよい、と教師が決めた評価の基準によって、子どもは到達度を知る。
⑤優れた授業は、「目標・方法・評価」の全てが限定されている。
⑥目標を「限定」しない授業に、定着はありえない。
⑦優れた発問の5ヶ条
1.授業の目標に沿った発問(目標)
2.子どもの常識を揺さぶる逆接的な発問(逆接)
3.既習の技術の活用の場が生まれる発問(活用)
4.教師が「解」を持ちうる発問(解)
5.言葉に根拠をおいて客観的に判断し得る発問(言葉)
【実践方針】
・指導目標の限定・明確化を毎回の授業案で言語化していく。
・発問5ヶ条を参考に発問・授業構成を検討する。
・生徒評価は現状毎回の小テスト点数で数値化しているが、技術の習得状況を数値評価できるようなしくみを検討していく。
私自身が指導しているのは主に数学・理科ですが、数学指導理科指導の目標と身につけさせるべき技術を早急に言語化する必要があると感じました。習得技術が明確にならなければ、技術の習得方法や評価方法も定まらないと思います。「目標・方法・評価」の3要素を意識して授業計画を構築していきます。
【参考】
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①優れたお手本を子ども達に提示し、それを真似させる。これが教師の仕事の全てであると言ってもよい。
②国語科指導の最たる目標は、言語技術を身につけさせること。
③国語科で身につけさせるべきは、発信(話す・書く)と受信(聞く・読む)の場面で言葉を自在にコントロールできるようにするための技術である。(バスケに例えるなら、パス・ドリブル・シュートといったここの基礎技術。これらが未熟であるにもかかわらず次々と試合ばかりやらせようとするのが、昨今の国語教育の実像)
④毎回の授業について「目標・方法・評価」を明確に意識する。
目標(どこを目指せば良いか)
方法(どのようにすればよいか)
評価(どこまでできたか)
この授業ではここまでたどり着かせたい、と教師が打ち立てた目標を目指して、子どもは学習する。
この授業ではこのように学ばせたい、と教師が意図した方法によって、子どもは学習する。
この授業ではここまでたどりつけばよい、と教師が決めた評価の基準によって、子どもは到達度を知る。
⑤優れた授業は、「目標・方法・評価」の全てが限定されている。
⑥目標を「限定」しない授業に、定着はありえない。
⑦優れた発問の5ヶ条
1.授業の目標に沿った発問(目標)
2.子どもの常識を揺さぶる逆接的な発問(逆接)
3.既習の技術の活用の場が生まれる発問(活用)
4.教師が「解」を持ちうる発問(解)
5.言葉に根拠をおいて客観的に判断し得る発問(言葉)
【実践方針】
・指導目標の限定・明確化を毎回の授業案で言語化していく。
・発問5ヶ条を参考に発問・授業構成を検討する。
・生徒評価は現状毎回の小テスト点数で数値化しているが、技術の習得状況を数値評価できるようなしくみを検討していく。
私自身が指導しているのは主に数学・理科ですが、数学指導理科指導の目標と身につけさせるべき技術を早急に言語化する必要があると感じました。習得技術が明確にならなければ、技術の習得方法や評価方法も定まらないと思います。「目標・方法・評価」の3要素を意識して授業計画を構築していきます。
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