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読解問題を解けるようにするための技術 [読解問題を解けるようにするにはどうすればいい?]

引き続き、福嶋隆史氏の「難関校に合格する子の「国語読解力」」から、「読解問題を解く技術」を中心に整理していきます。

①長文読解の設問の分類
 1.言いかえる問題「どういう事ですか?」
 2.くらべる問題「どう違うのですか?」
 3.たどる問題「なぜですか?」
※設問文を読解して、「何を問う問題か?」「どう答える問題か」を正確に掴む

②「筆者が言いたいこと」を掴むために「定義」を四角で囲む
 1.主語タイプの定義「AとはBである。」「AというものはBである」
 2.述語タイプの定義「B。それがAである。」
※「定義の文」とは、テーマであるAの意味を、書き手が定める文

③対比の文章は問題用紙の余白にメモを

④「なぜ?」と理由を問われたらまず接続語を探す
・接続語とは前後の関係性を表す言葉。接続詞・副詞「つまり・いわば」・助詞「から・ので」など。
・接続語は丸で囲む(逆接は△などと指導する人もいるが、見づらいので全て丸)
・隠れた接続語にマークをする事が重要
 「抽象化のはたらき」という・といった・などの・などといった
 「対比のはたらき」でななく・ではない
 「なんらかの関係を強調」のだ・のである・のです・わけだ・わけである・わけです


⑤接続語挿入問題は、前後の文を要約
・前後の文を要約して「同等関係」「対比関係」「因果関係」といった関係を見抜く

⑥抜き出し問題は「最後の一言を決めて、後ろから数える」

⑦選択肢問題は本文の言いかえ⇒パーツに区切ってチェックする

⑧記述式問題は、型を身につける
・「どういうことですか?」
 Aとは、Bであり、Cであるということ
・「どう違うのですか?」
 ~は、~という点ではAだが、~という点ではBである
・「なぜですか?」
 ~は、Aであり、それによってBだから

【実践方針】
・書くトレーニングによる論理的思考力の教科+読解問題を解く技術を伝えて、読解問題の正解率上昇を目指します。
・読解問題を解く技術は、生徒が使いこなせるレベルのシンプルさと、成果につながるものを厳選する必要があると思います。「定義は四角・接続後は丸」「対比はメモ」「挿入問題は前後を要約」など、短い言葉で、武器として使えるようトレーニングしていきます

【参考】

ふくしま式 難関校に合格する子の「国語読解力」

ふくしま式 難関校に合格する子の「国語読解力」

  • 作者: 福嶋 隆史
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2011/09/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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