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大阪大学のiPS心臓治療、厚労相が正式承認 [探究心の喚起]

【iPS心臓治療、厚労相が正式承認…阪大、今年度中にも移植(ヨミドクター)より】
6/6(水)に配信されたヨミドクターの記事によると、心臓病患者にiPS細胞から作った心臓の筋肉シートを移植する臨床研究計画が厚生相に認められ、5日通知されたとのこと。iPS細胞を使う再生医療が認められたのは、理化学研究所などによる目の難病治療に続いて2例目。

(計画)
京都大学iPS細胞研究所に備蓄しているiPS細胞の提供を受け、心筋細胞に変えて直径数センチ、厚さ0.1mmのシートに加工。心機能が低下した患者3人の心臓にシート2枚を貼り、安全性と有効性を1年間検証。

(懸念点)
阪大によると、治療を受ける患者には1人につき、iPS細胞から作った心筋細胞を約1億個移植する予定。万一、心筋細胞になりきれずに移植されると、患者の体内で細胞ががんになる恐れがある。がんになるリスクは移植する細胞数に比例するため、目の難病治療などに比べ、阪大が使う細胞は圧倒的に多い事が懸念点。

【参考】
iPS心臓治療、厚労相が正式承認…阪大、今年度中にも移植(ヨミドクター)
世界初 iPS細胞で心臓細胞移植へ 大阪大学の研究
iPS細胞を使った「再生医療」の未来~澤芳樹×山田邦雄×山中伸弥×平手晴彦

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