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森川亮氏の「シンプルに考える」から学ぶ① [リーダーシップ]

森川亮(もりかわあきら)氏の「シンプルに考える」から、教室運営の参考になる点を整理します。

①現場の行動規範
・現場はユーザーのために全力をつくす。
・シンプルにユーザーのことだけを考える。そして、「ユーザーが本当に求めているもの」を生み出すことに集中する。
・ユーザーのニーズに応える情熱と能力がある人間が主導権をとる。そしてクオリティーの高いプロダクトをどこよりも早く出す。ルールはこれだけ

②経営の判断基準
・「ユーザーのニーズに応える」という「本質」に全力を集中させる。
・経営は、現場が仕事にとことん集中できる環境を守る。
・会社は世の中に価値を提供するためにある。
・長く続くものは納得感を持ってお金を払ってもらえるもの。利益よりも価値を生み出す事に集中する。とにかくユーザーの満足度を高める事に注力すべき。
・「世の中に価値を提供したい」「たくさんの人々に喜ばれる価値を生み出したい」。そんなピュア情熱を持つ優秀な人だけを集める。経営は、彼らがその能力を最大限に発揮できる環境を守り続ける。
・あれもこれも全部やるというのは戦略ではない。絞るのが戦略。

③求められる人材像
・人々が求めているものを与えることができる人は、どんな時代になっても生きていくことができる。それがビジネスの原則。
・大切なのは「人々が本当に求めているものを感じ取る能力」と、それを「具体的にカタチにする能力」を磨き続ける事。そして、人々が求めているものが変化したときには、それをいち早く察知して新しいものを差し出すこと。
・本当に優秀な人が求めているのは、「お金」でもなければ「地位」でもなく、業界トップの「すごい人」と一緒に働くこと。
・部署やチームの垣根にとらわれず、「面白そうだ」「自分の力を活かせる」と思ったら、遠慮なく仕事に突っ込んでいく。そんな人が、どんどんと自分の可能性を広げていく。
・仕事は与えられるものではなく、自分でつくり出すもの。
・優秀な人材は人一倍「腕」を磨こうとする。自分自身の要求水準が高いから、生半可な技術では自分を満足させる事ができない。だから、誰に言われるまでもなく努力する。
・ユーザーの気持ちに思いを馳せながら、自分のなかの「面白い」という感性を追求すれば、それは自然とユーザーに喜ばれるもになる。
・「これで喜んでくれるかな?」とユーザーの顔を思い浮かべる。ここでリアルな表情を思い浮かべる事ができる人ほど、ニーズの高いサービスを生み出すことができる。
・会社や上司にモチベーションを上げてもらわなければならない人はプロ失格。

【実践方針】
・生徒・保護者・学年別に再度ニーズを掘り下げる。
・掘り下げたニーズとサービス内容があっているかどうかを検証し、サービス内容を改善する。
・教室スタッフが、ユーザーのニーズに応える活動に全力を傾けられる環境を整える(余計な課題を排除する)。

【参考】

シンプルに考える

シンプルに考える

  • 作者: 森川亮
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2015/05/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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