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両価的葛藤の理解⇒中立的・共感的アプローチ [保護者面談]

人を動かす対話術(岡田尊司:PHP新書)より

講師・保護者が生徒のモチベーションを高めるためには、「両価的葛藤」の理解が不可欠になりそうです。

【両価的葛藤(ジレンマ)】
・悩み・迷いの根底には、相反する2つの価値の間で葛藤している。
(例)勉強しなくちゃいけないと思っている。でも、ゲームをしたい。
(例)○○高校に行きたい。でも自信がない。
・両価的葛藤を決着させることが、意欲を高める事につながる。
・無理やり説得すると、逆の行動を強化する事になる(両価性の原理)
⇒両価的葛藤を理解したうえで、効果的なアプローチは次の3点
①中立的・共感的な態度⇒決定を行うのは本人というスタンス
※自ら主体的な選択を行った時に、モチベーションは最も強力なものとなる。
②両価的葛藤(二つの対立する思いの間で揺れ動くこと)がある事を受け止める。
③両価的葛藤を明確にする

中立・共感のスタンスを貫きながら、相手の思考を掘り下げるサポートをしていく事が重要になりそうです。


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